今日の一枚拡大版 No.1:融合解除

融合解除

このカテゴリーは毎日更新しているマイナーなカードの紹介の拡大版です。
今回ご紹介するのは融合解除!

融合解除

融合解除 速攻魔法
フィールド上の融合モンスター1体を選択してエクストラデッキに戻す。さらに、エクストラデッキに戻したそのモンスターの融合召喚に使用した融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚できる。

このカードが出たのは2001年7月2日、悪夢の迷宮というパックでした。
ダークネクロフィアが出たパックですね。(懐かしい。)

さてさて、私がこのカードに注目した理由は主な理由は!なんか渋い!ということです。
いや、私のツイートを見て頂ければお分かりになられるように、マイナーなカードを発掘するのが私の喜びでして・・・。

しかぁし!

一応、ブログで紹介するには、他にも理由がなければいけませんね。

皆さんご存知シャドールを挙げてみましょう。

手札にこのカードと影依融合があり、相手の場にエクストラデッキから召喚されたモンスターがいる場合、以下の動きができます。

適当なシャドールモンスター(ビーストやドラゴン等)

光属性モンスター

ネフィリム特殊召喚効果 墓地シャドール効果

バトルフェイズネフィリムでモンスター除去

融合解除発動

墓地モンスター蘇生

2体でアタック

ここまでで使用したカードは影依融合と融合解除の2枚、リターンは墓地シャドール効果+ネフィリム効果+アタック除去+蘇生モンスター2枚で、最大計5枚です。

なんというか、融合解除はこの流れだと、一応1アドバンテージが取れるようになっています。しかしそれ以上に重要なのは・・・。

エクストラデッキのネフィリムを
絶やさないようにすること。

これです。
実際、影依融合だけで、効果アドバンテージ2、除去1、ネフィリム墓地効果1
の計4枚分の働きをすることが出来るため、これだけの使用法ならば、融合解除はあまり効果的とは言えません。 しかし今のシャドールにはネフィリムを絶やさないことで、結構心に余裕ができるのです。

(この使用方法の問題は、肝心の光属性のモンスターに攻撃力が高いモンスターがあまりいないということです。最大でフェリスの1100。もし他に採用するのであれば、ライトロードライデン等がいいのでしょうか。)

前々回の制限改訂でネフィリムが制限を食らってからというもの、シャドールデッキは影依融合で気楽にネフィリムを召喚しにくくなってしまいました。ネフィリムがいないと影依融合における最高打点はアノマリリスの2700。エクシーズでカステルやアークナイトを出さない限り中々除去できないモンスターもいます。

そこで融合解除でセルフバウンスして、次の返しに備える、というわけです。(もちろん、何らかの形でフュージョン系を手札に持ってこないといけませんが)

その後、蘇生した2体でエクシーズをして、更なる動きを加えてもよいでしょう。

ここまでが攻撃的な融合解除の使用方法です。

もう一つの融合解除の使用方法は、相手のシャドールやダークロウ等を能動的に除去できる
防御札になり得るということです。最近は融合体も強いモンスターが増えているので、案外役に立ちます。このカードの効果は「できる」(任意効果)ですので、相手の融合モンスターをバウンスしたあと、相手のフィールドにモンスターが2体並ぶ心配はありません。

また、超融合で自陣のシンクロ・エクシーズモンスターを相手にノーデン召喚に使用された際は、このカードをノーデンの召喚後にチェーンすることで、自分の墓地からその一組を特殊召喚し、且つ相手のノーデンを除去することが出来ます。かなり局所的ですが、いつか使える日が来るかもしれません。その時はめいいっぱいのドヤ顔で「それはどうかな」と言ってみたいですね!

以上、マイナーカードの考察第一回目!
でした!

ではでは!

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