9月10日発売のエクストラパック2016まであとわずかですね！
世間ではシン・ゴジラも大人気です。
ということで、今回は壊獣(kaiju)の効果について考察していきたいと思います。
壊獣(kaiju)カード 効果一覧
壊獣とは？
「壊獣」モンスターに共通している効果は下記の3つです。
(1)：このカードは相手フィールドのモンスター１体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2)：相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。
個人的には(1)の相手モンスターをリリースして手札から相手フィールド上に特殊召喚される効果は、相手の体をモンスターが食い破って誕生するエイリアンのイメージが有ります…^^;
また、「壊獣」モンスターにはそれぞれフィールド上の「壊獣カウンター」を取り除いて発動できる4つ目の効果も持っていて「これでもか！」というくらい効果(制約効果もありますが)を持っているテーマです。
多次元壊獣ラディアン
| 効果モンスター 星７/闇属性/悪魔族/攻2800/守2500 ①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 ②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 ③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 ④:1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。自分フィールドに「ラディアントークン」（悪魔族・闇・星7・攻2800／守0）1体を特殊召喚する。このトークンはS素材にできない。 |
2800の打点要因をカウンター2つでもう1体用意できる壊獣モンスターですが、ダメージを取りたいのなら必要なカウンターは1つ増えますが雷撃壊獣サンダー・ザ・キングの方が良いのかなと思いました。
イラストが好きです。
粘糸壊獣クモグス
| 効果モンスター 星７/地属性/昆虫族/攻2400/守2500 ①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 ②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 ③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 ④:相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。次のターン終了時まで、そのモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。 |
厄介なモンスターを海亀壊獣ガメシエルで退かしたあとに、その海亀壊獣ガメシエルをこの念糸壊獣クモグスで退かすと制圧条件が整います。壊獣カウンターのコストも比較的軽めです。
海亀壊獣ガメシエル
| 効果モンスター 星８/水属性/水族/攻2200/守3000 (1)：このカードは相手フィールドのモンスター１体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 (2)：相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 (3)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。 (4)：相手が「海亀壊獣ガメシエル」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、フィールドの壊獣カウンターを２つ取り除いて発動できる。 その発動を無効にし除外する。 |
「壊獣」モンスターの中で一番攻撃力が低い「壊獣」モンスターです。
厄介な相手モンスターを除去するのに非常に優秀です。
攻撃表示で立たせて他のモンスターで除去するのですが、同じ召喚方法で守備2500で相手のフィールドに出るサタンクロースと違って突破できるモンスターの幅が広いため海外ではサイドデッキにもよく積まれます。
また、サタンクロースのように相手がエンドフェイズに1ドローするというデメリット効果もないため、今後サタンクロースに変わってサイドに入るカードになると考えます。
怪粉壊獣ガダーラ
| 効果モンスター 星８/風属性/昆虫族/攻2700/守1600 (1)：このカードは相手フィールドのモンスター１体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 (2)：相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 (3)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。 (4)：１ターンに１度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを３つ取り除いて発動できる。 このカード以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力を半分にする。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
自分と相手のモンスターを問わずこのカード以外を能動的に攻守を半分にできるモンスターです。戦闘での突破は難しそうなので効果での除去になりそうです。
怒炎壊獣ドゴラン
| 効果モンスター 星８/炎属性/恐竜族/攻3000/守1200 (1)：このカードは相手フィールドのモンスター１体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 (2)：相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 (3)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。 (4)：１ターンに１度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを３つ取り除いて発動できる。 相手フィールドのモンスターを全て破壊する。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。 |
壊獣カウンターを3つ取り除くとサンダーボルトを発動可能。
壊獣は相手の場のモンスターを除去してから出てくるので、状況にも寄るのでしょうが効果がオーバーキル気味に感じました。
雷撃壊獣サンダー・ザ・キング
| 効果モンスター 星９/光属性/雷族/攻3300/守2100 (1)：このカードは相手フィールドのモンスター１体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 (2)：相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 (3)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。 (4)：１ターンに１度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを３つ取り除いて発動できる。 このターン、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できず、このカードは１度のバトルフェイズ中に３回までモンスターに攻撃できる。 |
壊星壊獣ジズキエルと並んで壊獣モンスターの中で攻撃力が1番高いモンスター。
壊獣カウンターを使用すると、相手の動きを止めて3回殴るという攻撃に長けたモンスター。
壊星壊獣ジズキエル
| 効果モンスター 星１０/光属性/機械族/攻3300/守2600 (1)：このカードは相手フィールドのモンスター１体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。 (2)：相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。 (3)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。 (4)：カード１枚のみを対象とする魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、フィールドの壊獣カウンターを３つ取り除いて発動できる。 その効果を無効にし、フィールドのカード１枚を選んで破壊できる。 |
雷撃壊獣サンダー・ザ・キングと並んで壊獣モンスターの中で攻撃力が1番高いモンスター。
壊獣カウンターを使用すると、魔法・罠・モンスターの効果を無効にするだけでなくフィールドのカードを1枚選んで破壊できる制圧に長けたモンスター。
対壊獣用決戦兵器スーパーメカドゴラン
| 特殊召喚・効果モンスター 星８/光属性/機械族/攻 ?/守2000 このカードは通常召喚できない。 相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合に特殊召喚できる。 (1)：「壊獣」モンスターは自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。 (2)：１ターンに１度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを２つ取り除いて発動できる。 自分の手札・墓地から「壊獣」モンスター１体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する。 (3)：このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備した「壊獣」モンスターの元々の攻撃力分アップする。 |
攻撃力が手札か場の壊獣に依存してしまうため安定しません。
壊獣と一緒に採用するならこのカードよりも召喚権は使いますが、ぼーのさんの作成した壊獣デッキでも採用されいて自分フィールドのモンスターのレベルの合計×３００になる「ザ・カリキュレーター」を使いたいと思います。
ＫＹＯＵＴＯＵウォーターフロント
| フィールド魔法 (1)：このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 お互いのフィールドからカードが墓地へ送られる度に、 １枚につき１つこのカードに壊獣カウンターを置く（最大５つまで）。 (2)：１ターンに１度、このカードに壊獣カウンターが３つ以上置かれている場合に発動できる。 デッキから「壊獣」モンスター１体を手札に加える。 (3)：フィールドのこのカードが破壊される場合、 代わりにこのカードの壊獣カウンターを１つ取り除く事ができる。 |
カードが墓地に送られる度に1枚につき１つ壊獣カウンターを置けるので、かなりカウンターを稼ぎやすいです。
壊獣モンスターがいなくても、貯めたカウンターでデッキから壊獣モンスターをサーチ出来ます。また、破壊を壊獣カウンターを１つ取り除くことで肩代わりできるので除去するなら、破壊ではなく除外するコズミックサイクロンが有効です。
ぼーのさん(@buonosilent)も仰っていますが、破壊に対する体制があるのでSinモンスターとも相性が良いです。
妨げられた壊獣の眠り
| 通常魔法 「妨げられた壊獣の眠り」は１ターンに１枚しか発動できない。 (1)：フィールドのモンスターを全て破壊する。 その後、デッキからカード名が異なる「壊獣」モンスターを自分・相手のフィールドに１体ずつ攻撃表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できず、攻撃可能な場合は攻撃しなければならない。 (2)：墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「壊獣」モンスター１体を手札に加える。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。 |
ブラックホールを内蔵した壊獣をデッキから特殊召喚できる通常魔法カード。
カードが墓地に送られる度に1枚につき１つ壊獣カウンターを置けるKYOUTOUウォーターフロントとの相性は抜群です。
壊獣の出現記録
| 永続魔法 (1)：手札・墓地から「壊獣」モンスターが特殊召喚される度に、このカードに壊獣カウンターを置く（最大５つまで）。 (2)：１ターンに１度、フィールドの「壊獣」モンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、その後、そのコントローラーのフィールドに、破壊したモンスターと元々のカード名が異なる「壊獣」モンスター１体を自分のデッキから特殊召喚する。 (3)：壊獣カウンターが３つ以上のこのカードを墓地へ送って発動できる。 デッキから「壊獣の出現記録」以外の「壊獣」魔法・罠カード１枚を手札に加える。 |
壊獣がいて初めて効果を発揮できる永続魔法。
KYOUTOUウォーターフロントと違い永続魔法なので、複数枚がフィールドに存在することが可能です。
壊獣捕獲大作戦
| 永続罠 「壊獣捕獲大作戦」の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。 (1)：１ターンに１度、フィールドの「壊獣」モンスター１体を対象として発動できる。 そのモンスターを裏側守備表示にする。 その後、このカードに壊獣カウンターを１つ置く（最大３つまで）。 (2)：このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。 自分はデッキから２枚ドローする。 |
壊獣同士の戦闘で効果を発揮するカード。
(2)のドロー効果は、壊獣デッキなら相手にハーピィの羽根箒などの全体除去の発動を躊躇させてくれます。
相手と自分の場に1体ずつ壊獣モンスターがいる状態ならば、自分の壊獣を裏側にすると自分場に壊獣モンスターがいないことになるので更に手札の壊獣モンスターを特殊召喚できます。
まとめ
メインに壊獣モンスターを積むデッキに限らず、サイドにも出張できそうな壊獣モンスターや壊獣の魔法がカードがありますね。
環境のゲームスピードにもよりますが今考えているのが、「海亀壊獣ガメシエル」×2「妨げられた壊獣の眠り」×2「壊星壊獣ジズキエル」×1「雷撃壊獣サンダー・ザ・キング」×1
「妨げられた壊獣の眠り」はブラックホールの代わりや2枚目以降のブラックホールとして考えています。発動条件を満たすために、突破しやすい海亀壊獣ガメシエルの他に壊星壊獣ジズキエルや雷撃壊獣サンダー・ザ・キングをと考えました。
壊獣モンスターの効果を使うためにカウンターを生み出し溜めるKYOUTOUウォーターフロントも入れたいところですが、この時点で枠を6枚使用するので回しながら調整していきたいと思います。（もしオススメの組み合わせがあれば教えて下さいm(_ _)m）
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございましたφ(^ー^)ノ
コメント
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フルハ より:
>>ぼーのさん
φ(^ー^)ｂ
相手の場に出した自分の壊獣に壊獣カウンターを使われることもありますものね…。
思った以上に相手の場に出す壊獣モンスターには気を付けないといけなさそうですね。
コメントありがとうございました。
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こんにちは。
新規カードについて調べねばと思っていたのでこういう形でまとめていただけているのは助かります。
kozmoもそうですが壊獣のフィールド魔法も厄介ですね。コズミックサイクロンのメイン採用を考えてます。-
>>蟹さん
お役に立て良かったです。
場持ちが良い破壊耐性持ちにはコズミックサイクロンですよね。
コメントありがとうございましたφ(^ー^)ノ
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ブログ記事へのリンクもして頂いて、ありがとうございますm( )m
ADSで回した印象ですが、蟹さんのコメントの通り、環境によってはコズミックサイクロン、フィールドに出す瞬間のサイクロン破壊が脅威になるかなと思います。逆に、ウォーターフロントを維持できると、カウンターの貯まるのが早い為、ガメシエル・ガダーラ・ジズキエル等の壊獣モンスターを相手の場に出すと、こちらの壊獣カウンターを使われてしまう事がある為、プレイングに注意が必要です。