今回は、昨日の『【遊戯王コラム】気になるプレイヤーインタビュー第3談:BF使いヴァーミさん』の記事で頂いたコメント返しです。
コメントをくださった方々、ありがとうございました。
その中で、熱いコメントを頂いたので同じく熱いコメントで返そうとしたら文字数オーバーになってしまいました。
せっかくなので記事形式にして返させて頂きます。
コメント返し:セイクリッドの構築・プレイングについて
※タイトルを「〜構築・プレイングについて」としていますが、「具体的な事例」というよりは経緯とその思考について今回は書きました。
面白い記事書いてるな~と思ってみて過去の記事も拝見させて頂いたらなんとまぁセイクリッドを使役してる方だったとは…!
私もセイクリッドが好きで使い続けていますが、周りの環境についていけない時代遅れの三流デッキと揶揄され続けておりました。私自身に構築の発想やプレイングの腕がない為に非常に悔しい思いをし、ネット等でセイクリッドに関する記事や構築、話題を探しても今の時代にほとんど見当たらなく、途方にくれておりました。
しかし、フルハウスさんのセイクリッドへの愛着や構築、考え等を見ましたがとても参考になりました!…と、いうより試行錯誤している姿勢というか、愛というか、発想力というか、本当に努力や研究をしてここまでやってきた方なんだなと、私の才能の無さや怠慢さを痛感しました。
昨今の遊戯王は先行で制圧されて、私は何もできないままサレンダーすることもままありました。そんな混沌の中でもセイクリッドと向き合ってずっとここまで戦ってきていたことは素晴らしく感じると同時に私の今までを振り返って情けないなと思いました。
私のくだらない話をだらだらとして申し訳ありません。
これからも記事楽しみにしております。また構築で悩んだ時などは質問などさせてください。
はじめに
では、いつもの形式で。
>匿名さん
熱いコメントありがとうございます!!
凄い熱量を感じます。
>>ネット等でセイクリッドに関する記事や構築、話題を探しても今の時代にほとんど見当たらなく、途方にくれておりました。
僕も途方にくれていました…。
セイクリッドの記事や構築をよく探したりしていますが、匿名さんがおっしゃる通り、あまりセイクリッドの構築が載っていなかったからです。
そこで、当時の僕は
「自分のセイクリッドの構築を公開して、それを基に他の方に派生の構築やそれを更に伸ばした構築を作ってもらおう。そうすればもっと情報が出回るかもしれない」
と考えてこのブログを始めます。
実際始めてみて自分の考えを言葉にしてまとめていると、それに連なって自分の考えもまとまってきました。備忘録も兼ねていたので試したことも記録として残すことで、まだ試していない新しい構築が生まれたりしました。
あとは、実際にセイクリッド使っている方と構築の話をしたりもしました。
同じデッキを長く使っている件について
>>フルハウスさんのセイクリッドへの愛着〜
色々なデッキがありますが、使っていてこれが一番しっくり来ています。
『セイクリッド』という「カテゴリーの特性」や「デッキのパワー」、「プレイング」、「他のカードとの相性」、「環境下における使用者数」、「制限改訂で受ける影響」などが、自分の趣向や思考体系にあっているからだと思います。
1つのことを深掘りして考えたり、他の方法を検証したりすることが好きなので、あまり飽きずに色々と試せているのだと思います。
構築について
構築について情報がないので自分で試すのですが、その際は
「考え方」を考えることから始めました。
セイクリッドというテーマはそんなにデッキパワーがあるわけでないので、テーマ外のカードを入れることになってきます。
その際には、『属性』『種族』『攻撃力』『守備力』etc…といったカードに記載された情報を自分で項目をカテゴライズしたものに当てはめて、組み合わせを行ったりしました。
マインドマップ等も作って考えたりもしました。
過去に書いた記事にまとめているものがありますので、よければ御覧ください。
参考:『デッキを作るにあたって』
参考:『デッキを作るにあたって2』
プレイングと調整について
情報戦
>>昨今の遊戯王は先行で制圧されて、私は何もできないままサレンダーすることもままありました。
※大会で勝つという視点でお話します。
アリだと思っています。
使用カードがバレていないときですが、1セット目に突破不可能な布陣を敷かれた場合は、一切こちらのカードを見せずにサレンダーします。
そして、相手がこちらの情報を持っていない状態にして、こちらは相手のメタカードを入れて2セット目に臨みます。
セイクリッドが出て時間が経過しているので、2セット目にデッキがバレても
対戦相手が「セイクリッドを知らない」場合があります。
先程の過去記事で言うところの『弱くて勝てるデッキ』です。
3:弱くて勝てるデッキ。メタデッキ。全体のカードパワーはそれほど高くないが、組み合わせにより力を発揮するデッキ。
参考:『デッキを作るにあたって』
心理戦
セイクリッドはポルクスの召喚権付与効果おかげで、単体除去の罠を踏みやすいと思っています。
ポルクスの召喚をした際。
相手の挙動でエクシーズ先を除去されそうだと感じだたら、ポルクス単体かポルクスとカウストでダメージを取りに行ったり、最近は入れていないのですがそのまま手札にオネストを構えてターンを終了して相手の目論見を外したりします。
こういった駆け引きが出来るのもセイクリッドの強みだと考えます。
他にも相手の行動に注視するポイントがあります。
※全部やろうとすると疲れるので、見分けやすいものだけ頭に入れておく程度でいいと思います。
・手札のカード
入れ替えや順番
発動時の触り方
・伏せカード
伏せる位置
使う順番
特定のカードをめくって確認する頻度
・デッキのカード
サーチ時
サーチ後のシャッフル
・リソースのカード
墓地・エクストラのPカードの確認
・思考時間
チェーンする時
フェイズ間の移動時
・優勢時や劣勢時
挙動(表情・視線・まばたき・声の抑揚・フェイズ進行のテンポ)
癖(シャカパチ・髪を触る・頭をかく・両手を組む・顎を触る)
・こちらの行動に関しての対応
自ターン時
カード効果確認時
調整
勝ちたい試合にフォーカスをあててデッキを構築していくのが良いです。
調整段階では何も出来ないまま負けてもあまり問題はないと思っています。
実際、フリーデュエルでは環境やパワーのあるデッキには、よくコテンパンにされます^^;
試行回数をこなして、負けパターンと勝ちパターンを把握して先程の『弱くて勝てるデッキ』を目指してメタを入れていきます。
終わりに
「勝つため」とか書いている部分もありますが、あまり勝ちを意識しすぎると負け続けた時にモチベーションを維持できなくなったりすることもあります。
なので「試合を楽しむ」感じでやったり「少しの間カードを離れて他のことをする」などでしょうか。(そんな感じでやっていたらいつの間にかこうなっていました^^;)
セイクリッドや遊戯王というカードゲームに対する考え方や楽しみ方も、以前と比べると変わってきています。
他のことにも言えることかもしれませんが、楽しみ方はいろいろとあるので自分にあった楽しみ方を見つけるのが無理がなく続けられるかもしれません。
思考のダダ漏れみたいな文章で読みづらいと思いますが、何かの役に立てば幸いです。
今回はコメント頂きありがとうございましたφ(^ー^)ノ
コメント
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>>匿名さん
こちらこそ、ご丁寧にありがとうございますm(_ _)m
コメント頂けて凄く嬉しいです(;_;)言いたいことを匿名さんが全てコメントでまとめていただいたので、手短かにお返ししますw
今まで試してきたことなどが、少しでも何かの役に立てれば幸いです。
今後もお互いセイクリッドを楽しく使っていけるといいですねφ(^ー^)b
また、当ブログのリンクにもセイクリッドを使っている方のブログを掲載していますので、そちらの方も参考になりますよb
今後も何かありましたら声をかけて頂ければと思います。
コメント欄でも構いませんし、コメントしづらい内容でしたらお問い合わせフォームから送って頂いても大丈夫です。
どちらでもすぐにこちらで確認できますのでbそれでは、コメントありがとうございましたφ(^ー^)ノ
書く人も読む人も楽しめる、そんな記事を。
フルハ
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わざわざこんな丁寧緻密なコメント返信ありがとうございます!なんか逆に申し訳なくなりますw
そしていやはや…さすがというか、本当にセイクリッドの為の行動力が凄いですね。
なんというか…これを読んでセイクリッドの面白さや楽しさを思い出した気がします。
セイクリッドでは心理戦になる場合が多かったり、1つのミスも許されない緊張感があったりするのが私も好きだったからずっと使い続けてきたのだと思います。
また、プレアデスやAF等の性質上相手ターンにフィールドに触る事が多いので、色んなデッキの研究をして、どこで邪魔するのが最適か、というプレイングやデッキの研究もした覚えがあります。
テーマ増加に伴い、だんだんそういう事を怠ってしまった結果が今なのかもしれません。それに対してフルハウスさんのこの努力や考察、研究具合を見るとやはり感心せざるを得ません。
セイクリッドの良さは使い手の努力次第で強くなれるという点もあるのを思い出させて頂きました!
私の中でメタってあまり良い印象がなかったのですが、フルハウスさんにこう説明をして頂くと確かに環境に合わせて構築を変えられるメタビート系ってセイクリッドの強みであり面白い所だなって考えられるようになりましたね~。さすがです。
セイクリッドのイメージってちょっと優秀な面白いモンスターをいかに魔法や罠でカバーやフォローしてあげるかって感じですもんね。だからこそ、魔法罠の枚数等の構築やプレイングが重要になってくる。自分自身の努力がそのままかえってくるそういう面白いデッキ。環境にも合わせる事もできる。クリスティアヴェーラーミドラーシュ等の時からポルクスとかには可能性を感じてきましたし、またカウストやプレアデスも非常にユニークなモンスターで今でも面白いなを感じさせますよね。そういうセイクリッドたちを環境に合わせて回せるって本当にセイクリッドって良いなと改めて感じさせて頂きました!
またそういうセイクリッドをここまで昇華させてきたフルハウスさんは素晴らしいの一言では片付けられない、面白い構築からガチなものまで、地道な積み重ね、試行錯誤を繰り返してやってきたのだと感じさせられました。それをずっと長い間、コツコツと継続して色んなアクションを起こして現在こうしてここにいらっしゃる。早々真似できる事ではないです。
十二獣クリッド(名称不人気)のレシピも拝見させて頂きましたが、やはり細かい枚数管理までずば抜けてますね。
パターンや様々な状況を加味してちゃんと構築しているなと感じました。
あとは十二獣をどこまで規制してくるか…。こっちにはカウストがいるので、そこをうまく活用できるような規制をしてくれないですかね?w(自分勝手)
つい最近、規制前提で会局1枚モルモラット1枚だけ入れてセイクリッドを回していたら、相手から舐めプ?って言われちゃいましたw(そりゃそうだ)
長くなってしまいましたが、私もまずはフルハウスさんのように努力と試行錯誤を繰り返していこうと思います。そして勝ちにこだわりつつ、勝ちにこだわりすぎずにセイクリッドをうまく回して楽しんでみます!
この思考ダダ漏れ記事をありがたく参考にさせて頂きますね!