前回の考察に引き続き恐竜ストラクRのカードをご紹介!
今回はフィールド魔法の《ロストワールド》と、トラップの《生存境界》です~。
ロストワールド 考察
ロストワールド
フィールド魔法
(1):恐竜族以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
(2):1ターンに1度、恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。相手フィールドに「ジュラエッグトークン」(恐竜族・地・星1・攻/守0)1体を守備表示で特殊召喚する。
(3):相手フィールドにトークンがある限り、相手はトークン以外のフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
(4):1ターンに1度、フィールドの通常モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにその数だけ自分の手札・デッキの恐竜族モンスターを破壊できる。
名前は映画的な進歩・・・?
前回のストラクのフィールド魔法の名前がジュラシックワールドで、今回はロストワールド。
恐竜といえば映画「ジュラシック・パーク」を思い出しますが、今回はその映画の第二弾の名前をそのまま用いてきましたね・・・!
ちなみにあの映画の第二弾はあまり評判がよくないらしく・・・金曜ロードショーとかでも1と3はよく見るものの、2はあまり見てない気がします(- -;)
ゴジラにスターウォーズにジュラシックパークと、遊戯王の映画ネタも多くなってきましたネ。
ロストワールド①の効果
①はモンスターのATK、守備力を恐竜族以外500下げる効果。前回の究極伝導恐獣は実質攻撃力4000レベルに・・・!
・・そうでなくとも究極伝導恐獣は強いですが、フィールド魔法としては特殊な効果を持っていつつ、一線級のデバフも持っているのは今でも珍しい気がしますね~。
そして絵の中にいるモンスターがかなり懐かしい!
最近のフィールド魔法といえばテーマの動きを円滑にしたり、あるいは動きの中心を担うものが多くなってきました。
しかし、フィールド魔法は元々は攻撃力や守備力を上げるゾーンといった印象があったり。このあたりも原点回帰なのでしょうか・・・?
昔は戦士族デッキを使っていたので、ガイアパワーにはお世話になりました。
今回のデバフは恐竜族以外のステータスが攻守共に500下がるという結構大きななブレ幅。
9期での恐竜族モンスターの収録数を鑑みるに、ナチュラルにゲームで恐竜族と出会うことは珍しいと思うので、安定した効果を期待できそうです。
ただラギアドルガがなぜかドラゴン族・・・orz
このあたりのかみあいはあまりよくない感じになっています。
ミセラサウルスの時も思ったのですが、ラギアドルカ両氏は一体なぜドラゴン族なのでしょう・・・!
自分のエクシーズモンスター等も概ねデバフをくらってしまいますが、相手も同じ土台なので相対的に見ればこの点はあまり問題がなさそう・・・?
ロストワールド②、③の効果
②の効果は恐竜族NS・SSに反応して恐竜族レベ1のトークンをSS。③はトークンがある限り他のモンスターを対象にできない効果。
この2つも兼ね合い上強力で、トークンを破壊しない限り、相手は自分の効果がうまいこと機能しない・・・ということにもなりそう。
現在だと対象を指定する除去効果はバンバン飛んでくるので、自分ターンのデコイにもなる上、相手のターンでも制限が効き続ける為、相手は結構厄介なことになりそうです。
とはいえドランシア相手だとそのままフィールドを割られそうですが・・・(>_<)
仮にフィールドを破壊されなかった場合は、前回の《究極伝導恐獣》の効果をより安全に発動させつつ、守備表示のトークン一体分を叩いてバーンダメージを増加させることも。
次回ご紹介するオヴィラプターもトークンを有効に使える効果を持っている為、こちらも注目です!
②の効果はグアイバと相性が良く、トークンの戦闘破壊によってラギアドルカが狙えます。
相手の場にトークンを置いて相手の行動を妨害しつつ、こちらはより理想的な形で動けるような効果になっているようですネ。
ロストワールド④の効果
更には④で相手によってトークンが破壊されることを防ぐことも可能!
効果の処理も手札・デッキから破壊されるので、前回のプチラノドンやベヒケラサウルスの効果を用いることができます。この④の効果が今回のストラクのコアになりそうな予感。
おおよそトークンを能動的に破壊効果の対象にしつつ、この④の効果によってデッキの恐竜を破壊してアドをとることになると思いますが、ラビットからのカバザウルスをSSする際にも結構便利なので、思わぬところでサポートを得られるかもしれませんね~。
この効果があることによって、相手はシンクロorリリース等以外でトークンを破壊しようとしても中々出来ず、逆にアドがとられてしまう展開に。トークンのデコイ効果はモンスターを対象にしようとした場合のみの効果なので、避け用は色々あるものの、トークン生成周りだけでも妨害行為がそのままアドにつながりそうなのはいい感じですね!
生存境界 考察
生存境界
通常罠
(1):フィールドの通常モンスターを全て破壊し、破壊した数までデッキからレベル4以下の恐竜族モンスターを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの恐竜族モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
生存境界①の効果
バハ餅も出せる万能体
生存境界の方は場の通常モンスターを全て破壊しつつ、デッキからその数までレベ4恐竜族をSS。
効果が通れば次回ご紹介するオヴィラプターや、カバザウルス等がSSできるのはありがたいですね~。エンド時に破壊されるもの、この当たりは恐竜族でおなじみのエヴォルカイザーラギアやドルカにすればほとんど問題なさそうです。トークンを破壊する場合には、ロストワールドの効果を発動してデッキ圧縮とSS効果を連打するのもよさそう。
通常モンスターを破壊するといってもロストワールドの②の効果はターン1なので、トークンのみではそこまで大きな利益が得られることはないかもですが、ラビットからならばSSしたバニラに向けてこの効果を打ちつつ、ロストワールドの④の効果でデッキからプチラノドン等を割ることで大量展開が期待できますね!
通常モンスターを破壊する効果は相手の場にまで及ぶため、メタルフォーゼや青眼等、意外なところでメタ(?)として機能することも・・・?
後はトークンを大量に生成する超カバーカーニバルやスケープゴート等のトークン生成カードとのコンボも。この効果が決まった場合、破壊されたトークン4体の代わりにデッキから恐竜族レベル4が4体も並ぶことになります。
通常込みで考える場合後のラビットが腐りやすい懸念はあるものの、成功すれば非常に高い機動力を持ちつつ、相手にターンを返す前にラギアドルカetcを2体立てることができる為、強力なコンボになりそうです・・・・!
生存境界②の効果
②の効果は墓地除外にて発動し、自フィールドの恐竜一体と相手カード1枚を対象にして破壊。
この効果による破壊もロストワールドがある場合自分はデッキ破壊で済ませることができるため、プチラノドン・ベヒケラサウルスの効果を発動させつつ相手カードの破壊が期待できるようになっています。普通に用いてしまうと1:1、ないしは1;2交換になってしまう為、ロストワールドが半ば前提になった効果と見るのがよさそう・・・?
生存境界の墓地効果は結構珍しく墓地にいったターンでも発動できるため、①の効果を用いた後、同ターンで②を発動できたり、おろかな副葬で即座に発動できるのもいい感じですね~。
効果的には除去としてそこまで強力なタイプの能力ではありませんが、罠である上に射程距離がバックまであるのは中々便利そうです!
プチラノドンの活躍をカバーするカードが出るかも・・・?
今回ご紹介したロストワールドによってデッキから恐竜族を破壊し、破壊をトリガーとしてモンスターをSSできるプチラノドン・ベビケラサウルスの活用方法が明確になりましたが、まだこの状態だと攻撃制限をかけずにレベル4をデッキからSSできるベビケラサウスの方が優秀な感じも。
大型の《究極伝導恐獣》もSS条件があるので、今の状態だと中々新規カードであるプチラノドンの活躍できる目をつくるのが中々難しそうです。
氷河期を鈍感さで生き抜いた謎の恐竜
ストラクRの新規はこれまでの慣習によれば6枠あり、現在新規は5枠判明。
登場の順番が逆ならば納得できる状態なのですが、現状ベビケラサウルスの方が使い勝手が良さそうな点を考えると、もしかしたらレベル5以上でSS時や任意で効果を起動できる大型がいるのかな・・・?という印象があります。
過去にデーモンの召喚の攻撃力を上回った《フロストザウルス》や、かな~り絵がかっこいい暗黒恐竜等、リメイクすると面白そうなカードは結構あるので、このあたりは今後に期待したいです・・・!
そしてこれらの強力なカードをサポートに持ちつつ、今回の超目玉カードなオヴィラプターが登場・・・!
このカードは次回ご紹介致します~m(_ _)m
コメント
ロストワールドの代わりにデッキ内のモンスターを破壊って…どういうことですか!?
打点変動は昔のフィールド魔法を意識したものでいいとしてもこの効果とトークン以外対象に取れない効果って…
またもや強力なフィールド魔法が出ちゃいましたね(苦笑)
通常モンスターの代わりなのでスパイラルデッキに入れて破壊耐性を付けつつプチラノドンを破壊してデッキから高レベルの恐竜を召喚!とかもしてみたいです
とはいえ生存境界にメタられている気もしますが笑
フロストザウルスは一体生贄での2600打点で強く、よく使っていたのでリメイクしてほしいです(通常モンスターだからワンチャンあり…?)
デッキからカードを破壊して効果を発動するのは新しいですね~!
ベビケラサウルスで既にその片鱗を見せていたのも面白いところだと思いますw
天渦は通常モンスターサポートだった・・・!?
フロストザウルスさんはあの時代かなり有用な一枚でしたね~。
ぜひ再登場をお願いしたい・・・!
ロストワールドよく見てみると色んな種類の恐竜さんいますね!ハンマーヘッド君なにしてるん・・・
このカードを退かせばいいとはいえ、トークンしか対象に取れないのは相手にすると中々に厄介ですねぇ。さらに破壊しようとしても代わりにデッキの恐竜を破壊してくるとは、、、うーむ(ー ー;)
生存境界は(1)で出したプチラ、ベビケラをすぐに(2)で割れちゃうのが優秀ですね!
イラストにいるブラキは大寒波や大熱波に描かれているブラキなのかな?
だとしたら、ブラキ君中々に悲惨な目に・・・
噂に聞いた話、このカードに書かれている恐竜で今までに登場したカード(モンスター?)の一割弱・・・らしいですorz
ハンマーヘッドさんは攻撃を仕掛けている最中・・・?
1枚で効果がかなりかみ合っているので、これがある場合はモンスター除去はかなり打ちにくくなりそうですね~。
恐らく大寒波の絵からの延長・・・?
大寒波で凍らされたり、熱波で骨にされたり、後々何か怒りとかで爆発しそうw
僕もその話聞きました!11種類で一割弱って一体・・・( ̄◇ ̄;)
恐竜族の9倍以上戦士族がいることHERO族の方恐竜族より多いことなど、改めて恐竜族の不遇を感じさせられましたね。
1期2期あたりのバニラモンスターも考えるとホントに恐竜族はカードが少ないんだな~って思っちゃいますね~(T-T)
HEROにEMと、主人公のカードプールはかなり多めですね・・・!
次のアニメあたりで恐竜族を使うキャラが出てきてくれないかな~と思ったり。
「デッキのモンスターを破壊だと!?そんな馬鹿なカードがあってたまるか!」……実はすでに連鎖破壊というカードがあるんですけどね。
ロストワールドの攻撃力ダウン効果がラギアとドルカに受けるのは「恐竜以外使うな」というメッセージだったりして……自分はラグナ・ゼロとコンボを使いますけどね
あと③の効果のトークンは種族は決められていないのでおジャマトークンを作るのいいかも。
④の効果は今でも効果破壊したら効果を発動するモンスターがいるので相性良すぎる。
生存境界はロストワールドで作ったトークンやスケープゴートや超カバのトークンをつつかうのがいいかもしれません。これで一気に4体のモンスターを出せたりしますので
②の効果も墓地に送られたターンにも発動できるので便利です。
これを見ると近いうちに攻撃力2000の恐竜族通常モンスターを出したりするのではないかと思ってしまいます。10期でも恐竜族は強化されるのか……期待
あ~、そういえば!連鎖破壊懐かしいですw
ラグナゼロ、かなりいい感じですね!破壊した上にドローまでできる超性能・・・!
超カバは壁にもなるのでかなり優秀ですね~。
デーモンの召喚や青眼の攻撃力を塗り替えた実績を持つ恐竜なら、レベル4 ATK2050以上もワンチャン・・・?
古代の機械のようにパックでも強化されてほしいですね~(>_<)