ストラクチャーデッキ「サイバース・リンク」は明日発売!
今回はテーマ色がなく、概ね主人公であるプレイメイカーの扱うサイバース族を多数収録、再録がかなり豪華なストラクになっているようですね~。
というわけで今回は「サイバース・リンク」のモンスター達をご紹介しつつ、感想を書いていこうかと思いますm(_ _)m
まずは収録カードリスト・新規カードをご紹介しつつ、そのあとに全体的な感想をば。
ストラクチャーデッキ 「サイバース・リンク」 収録カードリスト
[toggle heading=”h5″ title=”「サイバース・リンク」 収録カードリスト” ]
SD32-JP001《デジトロン》
SD32-JP002《ドットスケーパー》
SD32-JP003《クライアント》
SD32-JP004《バックリンカー》
SD32-JP005《バランサーロード》
SD32-JP006《ROMクラウディア》
SD32-JP007《ブート・スタッガード》
SD32-JP008《デュアル・アセンブルム》
SD32-JP009《トラゴエディア》
SD32-JP010《召喚僧サモンプリースト》
SD32-JP011《輝白竜ワイバースター》
SD32-JP012《暗黒竜コラプサーペント》
SD32-JP013《カードガンナー》
SD32-JP014《デブリ・ドラゴン》
SD32-JP015《マスマティシャン》
SD32-JP016《クレーンクレーン》
SD32-JP017《メタモルポット》
SD32-JP018《聖なる魔術師》
SD32-JP019《黄泉ガエル》
SD32-JP020《ジェスター・コンフィ》
SD32-JP021《グローアップ・バルブ》
SD32-JP022《金華猫》
SD32-JP023《サイバネット・バックドア》
SD32-JP024《ソウル・チャージ》
SD32-JP025《シャッフルリボーン》
SD32-JP026《D・D・R》
SD32-JP027《封印の黄金櫃》
SD32-JP028《精神操作》
SD32-JP029《コズミック・サイクロン》
SD32-JP030《月鏡の盾》
SD32-JP031《ワンチャン!?》
SD32-JP032《リコーデッド・アライブ》
SD32-JP033《奇跡の残照》
SD32-JP034《強化蘇生》
SD32-JP035《早すぎた帰還》
SD32-JP036《鏡像のスワンプマン》
SD32-JP037《量子猫》
SD32-JP038《神風のバリア -エア・フォース-》
SD32-JP039《次元障壁》
SD32-JP040《神の通告》
SD32-JP041《エンコード・トーカー》
SD32-JP042《トライゲート・ウィザード》
SD32-JP043《バイナル・ソーサレス》
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「サイバース・リンク」 新規収録カード
デジトロン
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
通常モンスター
星2/地属性/サイバース族/攻1500/守 0 電子空間で見つけた亜種。 その情報量は心なしか少し多い。
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デジトロンの亜種。そういえばこの2枚、「見つかった」じゃなくて「見つけた」なんですね。妙な語り部口調。
《ドットスケーパー》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星1/地属性/サイバース族/攻 0/守2100
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、 いずれか1つしか使用できず、それぞれデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。 このカードを特殊召喚する。
[/toggle]
デュエル中1度というかなりキツイ制約を持つものの、レベル1、地属性、守備2100とステータスは恵まれていますね~。
①の効果はサイバースガジェットで使えば即座にLINK4までの素材がそろい、②は後述のデュアルアセンブルムや封印の黄金櫃に対応しています。
《クラインアント》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星3/光属性/サイバース族/攻1500/守1500
(1):通常召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドのサイバース族モンスターの攻撃力・守備力は、自分ターンの間500アップする。
(2):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の手札・フィールドのサイバース族モンスター1体を破壊できる。
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サイバースのパンプ役。
やけになつかしさを感じますが、自ターンはこのカード自体のステータスが2000/2000になる上、②の効果により中々の耐久力を持っています。
《バックリンカー》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻1600/守 0
(1):EXモンスターゾーンに相手モンスターのみが存在する場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードをリリースして発動できる。 EXモンスターゾーンのモンスターを全て持ち主のデッキに戻す。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
[/toggle]
Exモンスターのサイバードラゴン的効果+Exゾーンバウンス。
制約はあるものの、即座に使用でき、しかもNS権を使用しないバウンス効果は優秀ですね~。②の効果は特に①の効果を介する必要もないため、何かしら墓地に落ちても便利そうです。
ただしこのストラクチャーだとExモンスターがSSできなくなる成約上、非常に危うい一枚になるかもしれません。リンクテーマで1ターンリンクを放棄するのは辛い・・・。
《バランサーロード》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/攻1700/守1200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、1000LPを払って発動できる。このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにサイバース族モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
[/toggle]
NS権+1と除外された場合の手札からの展開。
効果は軒並み手札関連ですが、①の効果はルール付与であり、発動後にこのモンスターがいなくなっても効果が持続するところは評価できますね~。展開さえ発見されれば初手○○枚→最終盤面××というような強力なコンボに組み込まれるカードになりそうです。
①の効果は名称ターン1ではないものの、NS権を付与する効果の内で効果が被るものなので、2枚以上での連打はできないようです。
《ROMクラウディア》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星4/闇属性/サイバース族/攻1800/守 0
(1):このカードが召喚に成功した時、 「ROMクラウディア」以外の自分の墓地のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 デッキから「ROMクラウディア」以外のレベル4以下のサイバース族モンスター1体を特殊召喚する。
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NSしただけでサルベージ、破壊後デッキからリクルという非常に安定感の高い効果を持ったモンスター。
とはいえNS権を消費するので、このカードが真に優秀か否かは他のサイバースカードによって決まってきそうです。②の効果は条件の軽い破壊トリガー。もうそろそろ皆さんこの効果には拒絶反応が出ているのでは・・・。
《ブート・スタッガード》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星5/光属性/サイバース族/攻2300/守 500 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにサイバース族モンスターが召喚された時に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。 自分フィールドに「スタッグトークン」(サイバース族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
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サイバース族のNSに反応してSSできるカード。カゲトカゲみたいなものですね~。打点が2300と高い上、②の効果による素材の割り増しもできるため、非常に優秀な1枚だと思います。
《デュアル・アセンブルム》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星8/闇属性/サイバース族/攻2800/守1000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、サイバース族モンスター2体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は半分になる。
(2):1ターンに1度、手札を1枚除外して発動できる。このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つフィールドのモンスター1体を選んで除外する。
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先のドットスケーパーやバランサーロードの効果を起動できるカード。墓地から蘇生できるとは言え、中々のコストにはなりそうです。
②により除去もできますが、大抵SSで召喚されることになるため、このカードのみで完結した動きで有効に使うのは難しそうです。一応対象を取らない除去と、効果としては強力ですね~。
《サイバネット・バックドア》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外し、そのモンスターの元々の攻撃力より低い攻撃力を持つサイバース族モンスター1体をデッキから手札に加える。この効果で除外したモンスターは次の自分スタンバイフェイズにフィールドに戻り、そのターン直接攻撃できる。
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サクリファイスエスケープとサーチを兼ねる速攻魔法。守りに加えて次のターンのダイレクトもある為、かなり便利な1枚になりそうです。
上級モンスターにかなり優秀な効果・召喚条件を持つリンクスレイヤーが居るため安定は取れそうな上、リンクモンスターにもサイバース族は多いのでサーチに困ることはなさそう。
リンクモンスターのサイバース族に打てば、①Exゾーンを開けれる ②サーチ範囲が広大になる ③次のターンに大ダメージを与えられると1枚で3度おいしい効果ですネ(遊作風)
《エンコード・トーカー》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/下/右下】
サイバース族モンスター2体以上
(1):1ターンに1度、このカードのリンク先の自分のモンスターが、そのモンスターより攻撃力が高い相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。そのダメージ計算後、このカードまたはこのカードのリンク先の自分のモンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで、その戦闘を行った相手モンスターの攻撃力分アップする。
[/toggle]
妙なリンクマーカーを持つリンクモンスター。
デコードが守りならエンコードは攻め、といった感じでしょうか。できれば攻撃で起動する何等かの効果もあわせて使いたいところです。相手ターンになればまずこのカードから標的にされると思うので、使いどころは難しそう。
《トライゲート・ウィザード》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/サイバース族/攻2200
【リンクマーカー:左/上/右】
トークン以外のモンスター2体以上
(1):このカードと相互リンクしているモンスターの数によって以下の効果を得る。
●1体以上:このカードと相互リンクしているモンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、そのモンスターが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
●2体以上:1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
●3体:1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし除外する。
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今回の目玉?な切り札カード。
ファイアウォールのようにExゾーンの真下に置くことが好ましく、2体以上の相互リンク効果が中々に強烈。加えて軒並み名称ターン1が無いため、今回のストラクではひとまずこのカードを2枚、エクストラリンクを含めて大量展開の中で置き、一気に制圧陣形を形成することが目的となりましょう。問題はそれがどの程度のリソースを消費し、どの程度の確率でできるかです。
《バイナル・ソーサレス》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/サイバース族/攻1600
【リンクマーカー:左/右】
トークン以外のモンスター2体
(1):このカードと相互リンクしているモンスターの数によって以下の効果を得る。
●1体以上:このカードと相互リンクしているモンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。その数値分だけ自分のLPを回復する。
●2体:1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。ターン終了時まで、そのモンスター2体の内1体の攻撃力を半分にし、その数値分もう1体の攻撃力をアップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
[/toggle]
緩い条件を持つリンクモンスター。リンクマーカーはプロキシードラゴンと同じですな。
1体以上の場合のLP回復はあればありがたいぐらいで狙う必要はなく、2体以上の場合も古風なパンプになっています。クイックスペルであるため2体以上ならば戦闘に非常に強くはなりますが、一度の戦闘しか防げず、展開要因にもならないため選択肢の一つといった印象。
今回のストラクはどんなデッキ?
最近の遊戯王は珍しくストラク・パック関連に「XXX」的なテーマの名前をつけることが難しいセットが続きますね~。今回はサイバース族のデッキということで、ひとまずこのストラクの目的を作ってみる、あるいはどのくらいリンク召喚ができるのか見ていくのが良さそうです。
さてさて、そんな今回のストラク、一目見た際の感想は「リンク版のジャンド」です。(・・・といっても、今の段階ではホントに単なるイメージの類似性止まりになるかもしれません。)
下級・上級を含めてコンボ性が非常に強く、1枚だけで何かの役割を果たせるのは《バックリンカー》ぐらいしかいません。収録されるリンクモンスターも軒並みリンク先を要求する効果なので、このストラクの肝は「如何にして大量にモンスターを展開し、それをリンクに繋げるか」というところになるでしょう。
テーマ外のサイバースorリンクまで目を向けると、現在システムモンスターとして利用できるリンクモンスターは《ファイアウォールドラゴン》、今回の《トライゲートウィザード》、それから排他的な《トポロジック・ボマードラゴン》の3体。
トポロジックはひとまず置いておくとして、ファイアウォールはLINK4、トライゲートはLINK3であり、しかもどちらも相互リンクを必要とするため、盤面の完成には非常に多数の素材が必要になります。一先ず目指す盤面は《トライゲートウィザード》による制圧として考えたいですね~。
さて、そんなサイバース族ストラク、リンク召喚は何がどうあれ潜在的な素材の数を高めればそれだけ展開が可能になる、ある意味シンプルなシステムです。
ですので今回のストラクもその潜在的素材数に注意しながら、お先にストラク外のサイバース族も含め、展開に用いれるカードを見ていくのがいいかなと思います。
《ドットスケーパー》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星1/地属性/サイバース族/攻 0/守2100
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、 いずれか1つしか使用できず、それぞれデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。 このカードを特殊召喚する。
[/toggle]
このカードは封印の黄金櫃からSSし、リンク召喚にかませることで即座に素材数2分の活躍をしてくれます。問題は封印の黄金櫃の採用枚数とデュエル中1回の効果発動のかみ合いが悪いことですが、これは《バランサーロード》がカバーしてくれそう。
とりあえずは何らかの形で墓地に送ればモンスター1枚分として活躍してくれるものの、除外のほうはストラク内モンスターでもそこまで数があるわけではないので、少し難しいかもしれません。
《バランサーロード》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星4/光属性/サイバース族/攻1700/守1200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、1000LPを払って発動できる。このターン自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにサイバース族モンスター1体を召喚できる。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
[/toggle]
NS権を一度付与するため展開にはもってこいです。目下サイバースガジェットを目指すことになりそう。しかしアドを得られる効果ではなく、軒並みテンポを担うカードなので、このカードだけでは初動は成り立たず。
このカードは《サイバネット・バックドア》や《封印の黄金櫃》による除外でも②の効果が発動できる為、採用カードによってはモンスターカードなのに魔法カード並の軽さで使用することができるようです。そう考えると使える幅はかなり広いですネ。
《ブート・スタッガード》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星5/光属性/サイバース族/攻2300/守 500 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにサイバース族モンスターが召喚された時に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。 自分フィールドに「スタッグトークン」(サイバース族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
[/toggle]
カゲトカゲ的にSSでき打点にもなるためかなり優秀。戦闘でダメージを与えられれば素材数2分ですな。
初動では1枚分の活躍となるものの、様々なシーンで使える有用カードだと思います。
今回のストラクで展開に利用できるモンスターは主にこれがメインになりそうです。
ストラク外では
《リンクスレイヤー》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
星5/地属性/サイバース族/攻2000/守 600
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、手札を2枚まで捨て、 捨てた数だけフィールドの魔法・罠カードを対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
[/toggle]
数アドにはならないもののやはり優秀なSS効果。
《ドラコネット》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
星3/闇属性/サイバース族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
[/toggle]
NS権を利用するものの素材数2分。
《サイバース・ガジェット》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
星4/光属性/サイバース族/攻1400/守 300
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効になる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。 自分フィールドに「ガジェット・トークン」(サイバース族・光・星2・攻/守0)1体を特殊召喚する。
[/toggle]
このカードの効果のみで素材数3分。
《スタック・リバイバー》
[toggle heading=”h5″ title=”効果詳細” ]
効果モンスター
星2/闇属性/サイバース族/攻 100/守 600
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードを素材としてリンク召喚した場合、 このカード以外の自分の墓地の、 そのリンク召喚の素材としたレベル4以下の サイバース族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
[/toggle]
こちらは素材とした別サイバースをSSできるカード。ただしデュエル中1回なので中々使いどころと採用枚数が難しいですね~・・・。
サイガジェは強いものの・・・。
意外と、というか、サイバース族が登場してまだ間もないからか、そこまでアドバンテージを生み出すカードがあまりなく、決定的なコアになるカードが足りていない印象は拭いきれません。
サイバース族以外に目を向けると代行天使ヴィーナスだとか、ダンディライオン等、トークン生成で優秀なカード・モンスターがいるので、そのあたりも今は念頭に置いておきたいところです。サイバース族周りのみで素材数をどれくらい確保できるのか、一つ簡易的なものを試してみると
封印の黄金櫃+サイバースガジェット
と素材数5程しか確保できず。
他の動きにしても現状最も優秀なサイバース族でのアドバンテージ力を誇るサイバース・ガジェットがNS権を消費する上、墓地蘇生が限定的であることが難しいところ。現状手札の大量消費は避けられないのかもしれません。
トライゲートウィーザードの3体効果を使うまで最低ディサイプル(1)+LINK2 2体(4)+トライゲート(3)=素材数(8)が必要なので、初手2枚で起動するのは難しそうです。
先行をとったとして初手5枚をフルスロットルで活用すれば素材数(8)を用意できないこともないとは思いますが、星杯以上に手札とSS回数をバーストしてしまうことも。星杯はアウラムでの素材があるので、やはりそのあたり素材数を爆発的に稼ぐ機能が今のところ欠けてるかな、という印象。
ストラク内での目的がハッキリしないため、ひとまず素材確保・・・?
全体的なことを言うと、このストラクはひとまずサイバース族の今後の展開のための素材確保、および再録の確保なストラクになりそうかな、と思っています。なんというか、ストラクというよりスターター第二弾と捉えたほうがそれっぽいかもしれません。
ストラク内のみ、サイバース族のみで1ターン目で制圧陣形を敷ける確たる動き方、回し方がまだ見当たらないため、いつもの「方向性のあるテーマストラクチャー」ではなく、リンク召喚を試せるキットのようなストラクな印象。
再録も人気の出そうなカードを収録していると同時に、リンク召喚でも劇的に強いソルチャ(展開後にこれを打てば爆発的なアド)、《ドットスケーパー》や《バランサーロード》に用いれる封印の黄金櫃(メタファイズのインパクトがデカイとはいえ)と結構考えられていると思うので、パーツ取り+試しには十分な感じですね~。
再録周りは過去に例を見ないほど優秀だと思います。
サイバース族は後々リンク特化の強テーマ(デッキ)が登場する・・・ハズ
今はあまりまとまりがないサイバース族ですが、今回の主人公が扱うメイン種族であり、コナミさんもかなり推しているところはあるので、どこかしらで爆発的な行動力を得られる可能性はかなり高いと思います。
端的に言えば現状のサイバース族の印象は「単体では優秀なカードもあるのに、リンク召喚となると繋がりがパッとしない」という感じで、登場からの日の薄さもあって、今後これらを埋めるカードの登場が待たれるところ。
この前発表された《ワンタイム・パスコード》など、便利なカードは色々と出ているので、じっくり確保していけば後々困ることはなさそう。大きな変換期が訪れるとすれば、恐らくはサイバース族限定の条件の軽い蘇生系カードから始まる可能性は高いかと思います。
一応モンスターでの蘇生は既に《RAMクラウダー》が居ますが、できれば召喚権を消費しないで済むカードがほしいですネ。
リンクテーマの蘇生は強い
今回までのサイバース族で「星杯」レベルの展開力を持つことは難しいとは思いますが、リンクが起こしえる展開のポテンシャルは、始動から3か月ほどしか経っていない今でもじわじわと明らかになっている今日この頃。
さてさて、今後どうなるのか、7月以降の新パックと共に楽しみにしたいころです・・・!
というわけで「サイバース・リンク」の新規収録カード達のご紹介と感想でした。
「これをこう使う!」という流れはまだ見えないものの、今後の新規や意外な発見次第では爆発的な展開が取れる可能性は大!
再録カードも超豪華で買って損はないストラクになっていますね~。
今回も3箱買ってきますー!
(頂いているコメントは今日中にお返しします~。毎記事コメントありがとうございます!m(_ _)m)
コメント
やはりウィザードが目玉ですよね
自ターンの攻め、相手ターンの妨害の両方を1枚でこなせるのは未だ少ないリンクモンスターにおいては価値が高いです
ただし、以前きょいちさんが仰っていたように相互リンクを組めないと弱いところ、こいつを除去されると相互リンクが壊れるところといった面が存在するのも否めませんね…
他のカードも展開をサポートする力が高いですよね
溢れるジャンド感…分かります!
にしても影六武衆、メタファイズ、トワイライトのように最近の流行りは除外なんでしょうか…?
再録だけでも元が取れるレベルなうえ、今回でサイバースデッキを組もうと思っていたのでいつも通り3箱ですね
キャラ的にはコードトーカーのようですが、ゲーム的にはウィザードだと思います~。
相互リンクの数の条件がキツいので色々と展開を考えるストラクになりそうですな・・・!
確かに最近除外関係が多くなってきましたね~。
既存のテーマに除外を付け加えてうまくいくのかという懸念は実はあったりしますが・・・(- -;)
メタファイズはイメージリメイクの完全新規テーマに近いので、期待しています!
てっきり、今回のストラクで十分ファンデッキとして戦えるレベルとして力を貰えると思っていたんですけどね。新カードが判明するまで
サイバース族が種族で戦えるまで時間が掛かりそう……まあ、まだ1年目ですけど
その代わりに再録がすごく豪華な気がします。通告、コズミックサイクロンに障壁……元が取れすぎではないですか?
個人的には3年あるのでサイバース族は強くなると思っているのでゆっくり待とうと思っています。
個人的には蘇生、デッキかss、すぐにサーチできる効果、除外から特殊召喚などが欲しい所。アド回復も重要です
テーマデッキに慣れ親しみすぎているからか、今回のストラクは珍しく感じますね~。
元々遊戯王はグッドスタッフが強いところもありテーマはそれほど重視されていない時代もあったので、そういうのも踏まえるとアリなのかな、とぼんやり思ったりもしました。
再録はこれでもか!というくらい有用なカードを詰め込んでますね~。コズサイと通告だけで元が取れてしまうのが凄いですw
リンクモンスターもこれから色々と増えてくるので、展開・攻め方も幅が出てくるのは間違いないですな!
うっかり見落としていた「リコーデッドアライブ」が結構強い効果だったので、こういうのが増えてくれば回転力もあがってきそうです!
エンコードのリンクマーカーがあれなのはスピードデュエルのためだと思います
今回のパックは再録は本当に良いのですが、収録されているサイバース新規がどれも微妙で、少し困ります(使えないわけではないですか近年のストラクと比べると…)
今のサイバースには召喚権を消費するものが多く、例え二重召喚があっても足りない気がします
目玉だと思ったリンクモンスターも相互リンク効果が使い方に難しいカードばかり……
ただ今後の未来を考えると3個以上確保しておいてもいいと思います。再録もいいですしね
それにしても最近のスターターといいストラクはこうに再録が豪華なんでしょう?
新規を取り入れようと必死?
妙なマーカーだな~と思いましたが、確かにスピードデュエルの影響ありそうですね~。
剛鬼の効果とか見るに、もしかして今回はアニメとOCGでかなり効果に共通性を持たせるようにしているのかも・・・?
個人的に、再録の豪華さとストラクのチグハグさは関連しているのかもしれないな~と思っています。
ストラクは3使うのが定例になっているので再録で豪華なものを入れるだけで一気に3個売れる可能性は出てくる、これがいつもの狙いで
今回はハッキリとした方向性を示していないので、それの補償的な意味合いで豪華さをアップさせたのかな~と。
新規さんも念頭に置いていそうですね~。カードゲームは必須カードに高額なものがあると入る気失せるところありますし・・・orz
前回のスターターと今回のストラクだけで相当良いカードプールが手に入るのはありがたいですな・・・!