まさかのクローラー新規!あの10期の争乱の中で生み出されたマイナーテーマ。
クローラーとはなんだったのかと言われ続け(?)早四年余、激熱の新規です。
というわけで考察をば。
≪クローラー・ソゥマ≫ 考察
効果モンスター星6/地属性/昆虫族/攻2000/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを裏側守備表示にする。このターン、対象のモンスターは表示形式を変更できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。このカードのレベルを2つまたは4つ下げ、レベルの合計が下げた分と同じになるように、自分の手札・デッキ・墓地から「クローラー」モンスターを選んで表側守備表示か裏側守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
①の効果 かなり容易なSS手段
①の効果はこのカードをSSし、自フィールドのモンスター1体を裏側守備にする効果。表示形式を変更できないデメリットはあるとはいえ、リバースモンスターの再利用を狙いつつ、素材としてSSできるのはかなり使い勝手がいいですね。表側になったままクローラーがフィールドに残り続けるケースよりも、そのターンにリバースしたクローラーを対象にこのカードをSSする流れの方が可能性が高く、また表側でNSしたモンスターを対象に効果を発動することもできるので、動けずに手札でダマになることはなさそうです。
②の効果 ぶっ壊れ…!
②の効果はメンフェイズに2or4レベルを下げ、そのレベル分クローラーを手札・デッキ・墓地からSSする効果。え!?デッキから!?
これはかなり驚きの効果ですね~。①の効果でのSSもやりやすい上、デッキからクローラー2種をSSできるとなると、クローラーの動きがとんでもなくやりやすくなります。これは革命的・・・!
元々クローラーってあのカッコイイリンクモンスターたちにまで繋がれば、結構な盤上維持能力があり、そこからは割と勝負できる感はあったのですが、いかんせんそこまで整えることが相当難しかったり。
今回のこのカードによってクローラーのリンク体をSSすることは勿論、1体を裏側守備しつつの展開すら可能となったので、テーマとしては非常に大きな躍進でしょう。
とはいえこのカードを初手で引けるかどうかがやはり重要となってきますが、専用かつ地味にぶっ壊れ感のある星遺物の醒存からの引き込みも可能。聖遺物カードは明星のジャックナイツでもサーチ可能なので、機械騎士クローラーを組んでみるのも面白いかもしれませんね。
激熱強化!クローラーセット出張も夢ではないパワー…?
個人的には展開した先のカードパワーにはポテンシャルを感じていたクローラー、早くも4年半がたった今、激熱の強化ですね。地味ーにいやーな展開をしてくるテーマなので、相手テーマとして当たった場合はうげっとなるかもしれませんが…(- -;)
今後のクローラーの活躍に期待!