今日は「禁じられた聖槍」をご紹介します。
一時期はかなり人気があり
再録もされていなかったことにより
相場が3000円程になっていたカードですね。
最も使われていたのは炎星が流行っていたあたりでしょうか。
さてさて、このカードの名前と効果を見てみましょう。
禁じられた聖槍(Forbidden Lance)
日本語
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。
English
Target 1 face-up monster on the field; until the end of this turn, that target loses 800 ATK, but is unaffected by the effects of other Spell/Trap Cards.
“Forbid”(フォァビット)-Prohibit(プロヒビット)-Ban(バン)
↑
↓
allow(アロー)-Permit(パーミット)
Forbidとは、「禁止されている」、「許されていない」を意味します。
よく出るのは、「〜〜を禁止します」のような文章の中で、ですね。
Forbidは単に私的に(つまり個人的に)何かを禁止するときに使うことが多いです。
法などの場合は、prohibitを使います。
こちらも「禁止する」という意味ですよ。
遊戯王にもprohibitという単語を使っているカードがあります。
さてなんでしょうか!
少しマイナーなカードですが・・・。
正解は・・・
禁止令!です!
こちらは英語でProhibitionという名なのです。
加えて、よくネットゲームで聞くアカウントBANの”ban”
これも「禁止」の意味です。
Forbidの過去形はForbad(Forbid、という話もあります)、過去分詞形はForbiddenです。
このように、過去形になると後ろにedがつく、という単純なパターンに従わない単語を
不規則動詞といいます。中学2年生辺りで一度聞く用語ですね。
少し文法が入りますが、このカードの名前が過去分詞形(Forbidden)になっているのは
この単語が元々動詞だからです。
動詞は形容詞的に(つまり物の様子を表わすために)使う場合
分詞という形にしなければなりません。
ちょっとここはややこしいので、後々ご説明しましょう。
ちなみに、Forbidの反対の言葉は、allow(アロー:許す)
Prohibitの反対の言葉は、先日ご紹介したPermitです。
(*分類は意味が私的なのか公的なのかで分けています。)
このように、意味が反対関係にある単語を「対義語」と言います。
この内の3つを遊戯王で関連づけて覚えるならば・・・。
こんな感じで覚える、というのはいかがでしょうか。
というわけで今日はここまで!
また明日!
コメント
更新お疲れ様です
遊戯王で英語の勉強!というものは中々見ることが無いので、楽しくブログを読ませてもらっています
>ミホシさん
応援コメントありがとうございます!
そういって頂けると嬉しいです(>_<) これからも宜しくお願いします〜m(_ _)m
ターゲットでこんな単語見た覚えがあるわ
なつかしい気持ちになりました
はじめまして、遊戯王あんてな管理人のりゅうと申します。
いつも楽しく拝見しております。
そこでもしよろしければ当サイトと相互リンクしませんか?
ご検討のほどよろしくお願い致します。
【サイト名】遊戯王あんてな
【URL】http://yugioh-antenna.sakura.ne.jp/
>ななしぃさん
ターゲット、懐かしいですねぇ。
あの単語帳ものすごくマニアックな単語も出てきて
結構面白いんですよね(.-_-.)
>りゅうさん
先ほどツイッターにて返信させて頂きましたが
こちらの方でもお礼をさせてください。
本当にありがとうございます!頑張ります!