遊戯王で英語を覚える No.10 -禁じられた聖槍-

禁じられた聖槍

今日は「禁じられた聖槍」をご紹介します。

一時期はかなり人気があり
再録もされていなかったことにより
相場が3000円程になっていたカードですね。
最も使われていたのは炎星が流行っていたあたりでしょうか。

さてさて、このカードの名前と効果を見てみましょう。



禁じられた聖槍(Forbidden Lance)

日本語

フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。

English

Target 1 face-up monster on the field; until the end of this turn, that target loses 800 ATK, but is unaffected by the effects of other Spell/Trap Cards.

“Forbid”(フォァビット)-Prohibit(プロヒビット)-Ban(バン)


allow(アロー)-
Permit(パーミット)

Forbidとは、「禁止されている」、「許されていない」を意味します。
よく出るのは、「〜〜を禁止します」のような文章の中で、ですね。

Forbidは単に私的に(つまり個人的に)何かを禁止するときに使うことが多いです。
法などの場合は、prohibitを使います。
こちらも「禁止する」という意味ですよ。

遊戯王にもprohibitという単語を使っているカードがあります。
さてなんでしょうか!
少しマイナーなカードですが・・・。

正解は・・・

禁止令

禁止令!です!
こちらは英語でProhibitionという名なのです。

加えて、よくネットゲームで聞くアカウントBANの”ban”
これも「禁止」の意味です。

Forbidの過去形はForbad(Forbid、という話もあります)、過去分詞形はForbiddenです。
このように、過去形になると後ろにedがつく、という単純なパターンに従わない単語を
不規則動詞といいます。中学2年生辺りで一度聞く用語ですね。

少し文法が入りますが、このカードの名前が過去分詞形(Forbidden)になっているのは
この単語が元々動詞だからです。
動詞は形容詞的に(つまり物の様子を表わすために)使う場合
分詞という形にしなければなりません。
ちょっとここはややこしいので、後々ご説明しましょう。

ちなみに、Forbidの反対の言葉は、allow(アロー:許す)
Prohibitの反対の言葉は、先日ご紹介したPermitです。

(*分類は意味が私的なのか公的なのかで分けています。)

このように、意味が反対関係にある単語を「対義語」と言います。

この内の3つを遊戯王で関連づけて覚えるならば・・・。

神の宣告
Permit(先日の記事参照)

禁じられた聖槍
Forbid

禁止令
Prohibit

こんな感じで覚える、というのはいかがでしょうか。

というわけで今日はここまで!
また明日!

コメント

  1. ミホシ より:

    更新お疲れ様です
    遊戯王で英語の勉強!というものは中々見ることが無いので、楽しくブログを読ませてもらっています

  2. きょいち(管理人) より:

    >ミホシさん
    応援コメントありがとうございます!
    そういって頂けると嬉しいです(>_<) これからも宜しくお願いします〜m(_ _)m

  3. ななしぃ より:

    ターゲットでこんな単語見た覚えがあるわ
    なつかしい気持ちになりました

  4. りゅう より:

    はじめまして、遊戯王あんてな管理人のりゅうと申します。
    いつも楽しく拝見しております。
    そこでもしよろしければ当サイトと相互リンクしませんか?
    ご検討のほどよろしくお願い致します。
    【サイト名】遊戯王あんてな
    【URL】http://yugioh-antenna.sakura.ne.jp/

  5. きょいち(管理人) より:

    >ななしぃさん
    ターゲット、懐かしいですねぇ。
    あの単語帳ものすごくマニアックな単語も出てきて
    結構面白いんですよね(.-_-.)

  6. きょいち(管理人) より:

    >りゅうさん
    先ほどツイッターにて返信させて頂きましたが
    こちらの方でもお礼をさせてください。
    本当にありがとうございます!頑張ります!