今日はサイクロンを見てみましょう。
このカード、ブレイカーが流行っている時は制限カードだったんですよ。
悪夢の蜃気楼とのコンボが強かったですねぇ〜。
今は汎用魔法罠破壊の代名詞として、どのデッキにも搭載可能な
標準カードになってますね。
マジックルーラー(なんと15年前のパック)から
現在に至るまで、常に一線級というのは凄いですね。
サイクロン(Mystical Space Typhoon)
日本語
①:フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
English
Target 1 Spell/Trap Card on the field; destroy that target.
効果は極めてシンプル、それ故に英語も分かりやすいですね。
今回も名前を見てみましょう。
“Mystic”(ミスティック)
大学受験の英文ではあまり見ませんが
単語自体は私達も日常的に使っているものです。
「ミステリアス」とかいう時とほぼ同じ意味ですよ。
意味は「神秘的な」。
大体幻想世界とか、宇宙とか
謎めいたものを表現するときに使います。
“Mystic”(ミスティック)は単純に神秘的な時に
“Mysterious”(ミステリアス)は少し怪しげな雰囲気の時に使うものです。
“Mystical”(ミスティカル)も、神秘主義的な、象徴的な、という変わった意味はあれども
大筋はほぼMysticと同じ意味です。
センター辺りだと本当にごく稀に出るのではないでしょうか。
「一人の神秘的な雰囲気をした老人が、私を見つめていたのである。」
・・・みたいな。
“Space”(スペース)
Spaceの意味は「空間」です。
よく座るスペースがない、とかいうときのあれですよ。
この単語はかなり重要なので、早めに覚えておいたほうがいいでしょう。
時間・空間を指す単語(Time,Space,その他、until,by,in,on等も)は
文章読解の時に状況を理解するときに最も分かりやすいシグナルになります。
尚、空間を指すこの言葉は、この地球上に限らず
宇宙に対しても使われます。
宇宙に行く有人機を「スペースシャトル」と呼びますよね。
“Typhoon”(タイフーン)
これはそのままの意味です。
日本語でそのまま何回か読んでみてください。
たいふーん、たいふーn、たいふー・・・
というわけで、意味は「台風」。
見慣れない文字の並び方になっているのは、台風を英語の当て字で表記したからです。
この単語は意外とよく出ます。
いわゆる「冷静に考えたら分かる、見た事のない単語」の部類ですね。
こういう単語はよく長文読解者の出鼻を挫くために使われるのです。
(えっと、大学受験の英語は英語の読解力を試すために
いじわるな表記をしているものが多いのですよ。
よくあるパターンは”however”を変なところに入れたりするやつですね。
ですので、ぶっちゃけ文章として明らかに読みにくいものもあります。)
で、これらをそのまま直訳すると
Mystical Space Typhoon
神秘的な 空間の 台風
こっちではサイクロン、なんて殆ど気象上では聞き慣れない言葉を使っていながら
海外では「台風」を名前として使うなんて、何か変ですね。
まぁ気にしないでいきましょう!
ところでこのカード、「神秘的な空間」=宇宙を思い浮かべるのですが
もしかして結構(かなり?)大きな暴風だったりするのでしょうか・・・。
宇宙といえば、最近出たギャラクシーサイクロンの大きさは規格外でしたね・・・。
(宇宙では普通の風は吹きません。プラズマとか、ブラックホールかなにかでしょうか・・・。)
というわけで、今日の英単語!でした!
また明日!
コメント
スペースのスペールが…
>モルドレッドさん
おうーふ・・・凡ミスですorz
助かりました。
ご指摘ありがとうございます!(>_<)
typhoonの語源はギリシャ神話のテュポンだったかと
>てんさん
コメントありがとうございます!
初耳でした(・・;)
興味深かったので調べてみたところ
Typhoonの語源説は
1.台湾や中国の「大風」
2.アラビア語の”tufan”
3.ギリシア神話のTyphon
の3つがあるようです。
ギリシア諸説、私も何か壮大な感じがして好きになりました(.-_-.)
こちらにURLを張っておきます〜
http://gogen-allguide.com/ta/typhoon.html