今日はRound1の第3ゲーム目をご紹介m(_ _)m
(引用・参考・意訳:https://www.twitch.tv/officialyugiohchannel/v/84674841 01:50~02:20)
遊戯王 WCS2016 第一ラウンド
Shunsuke Hiyama(青眼・日本) vs Samir Bachar(マドルチェ・フランス) 第三戦
(Himaya選手先行:霊廟→青眼・太古落とし、太古効果チェーンG)
(ブリリアント→ジェムとクラウンを落とす。クラウンSS)
WomboComboだ!いけー!
(*WomboCombo:相手の体力を一瞬で溶かすバ火力コンボ。主にスマブラやLOLで使われる。アメリカのピザの名前が元ネタ。)
(マドマジョNS、エンジェリーサーチ、フレシアSS)
(セラフィ効果エンジェリーNS、効果ホーットケーキSS、効果でプディンセスSS、プディンセスとセラフィで黒姫SS)
(Bachar選手、カメラに向かってWaving)
(フレシアに罠効果が効かない為ヴェーラーで無効にするも、チェーン確認をせずに?ユニバースを打ってしまう(*詳細は分からないが何か処理上の問題があった模様。))
(Bachar選手、ヴェーラーの効果にチェーンしてフレシア効果、狡猾落として自らフレシアと青眼の白龍を割る)
(黒姫効果メッセンジェラートSS、シャトーサーチ、シャトー効果マドルチェバウンスで黒姫効果再度発動、ジェラートSS、シャトー・チケットを揃えて直攻エンド→Hiyama選手ターン:オルタナ+福音白龍、オルタナ効果でホーットケーキを破壊するもチケットで戻ってくる)
(→FAダークマターで古代落としつつ、ホットケーキとジェラート*2を破壊、エンド時霊竜チケット除去。ユニバースをまだ伏せているので黒姫を除去せず?)
(黒姫効果でプディンセスをデッキに戻し、ホットケーキ効果から再度プディンセスをSS)
(プディンセスから息つぐ間もなく闇の護封剣。裁定問題発生。恐らく日本の視聴者が皆固まっていた場面。結果、チェーンでSSされた青眼の白龍は裏側にならず。)
(プディンセスで守備のダークマターを攻撃し破壊、効果で福音を処理、打点3000のアラモードで白龍破壊、ホットケーキ直攻でマドルチェ勝利)
面白い戦いでした。
Bacher選手はマドルチェの魅力をあますところなくプレイしてくれましたね・・・!
Pick Up Cards
マドルチェ・プディンセス/Madolche Puddingcess
星5/地属性/天使族/攻1000/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、このカードをデッキに戻す。自分の墓地にモンスターが存在しない場合、このカードの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。
今回の展開のコアであり、最後に福音を消費させる決定打になったカード。実際マドルチェでこのカードを使うのは難しく、あまり積むところをみない。ホーットケーキの登場で多少出しやすくはなった。
マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード/Madolche Puddingcess Chocolat-a-la-Mode
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/地属性/天使族/攻2500/守2200 地属性レベル5モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク4以下の「マドルチェ」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
(1):1ターンに1度、自分の墓地の「マドルチェ」カード1枚を対象として発動できる。そのカードをデッキに戻す。
(2):このカードが「マドルチェ・プディンセス」をX素材としている場合に自分の墓地の「マドルチェ」カードがデッキに戻った時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「マドルチェ」モンスター1体を表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
シャトー下3000打点。こちらはよく採用されている。今回は青眼の白龍を見事打点で相打ちに持ち込み、そのまま勝負を決めた。地味に②の効果にターン1制限がなく、正規召喚ができればとてつもない爆発力を発揮できる・・・ことをこの世界大会で知った。
ランク3以下の「マドルチェ」Xモンスターはいまだに登場していない。
(・・・試合上はとんでもなくかみ合っているように思える2枚ですが、実際動かすとなると相当難しい気がします。)
闇の護封剣/Swords of Concealing Light
永続魔法
このカードの発動時に、相手フィールド上の全てのモンスターを裏側守備表示にする。また、このカードがフィールド上に存在する限り、相手フィールド上のモンスターは表示形式を変更できない。このカードは発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に破壊される。
世界大会直前での裁定の変更がTwitterで話題になっており、トラブルが心配されていた矢先に当の出来事が起こってしまったカード。このカードがチェーンSS後の白龍を裏側にするかどうかで福音の発動範囲が決まるので、状況が状況であったら非常に気まずいことになっていた。
ちなみに英語版の効果を訳すと今回の処理がわかりやすい。
When this card resolves, all monsters your opponent controlled when this card was activated are changed to face-down Defense Position. Monsters your opponent controls cannot change their battle positions. Destroy this card during your 2nd Standby Phase after activation.
このカードの効果解決時に、このカードが発動した時点で存在していた相手フィールド上のすべてのモンスターを裏側守備表示にする。相手フィールド上のモンスターは表示形式を変更できない。このカードは発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に破壊される。
英語版の処理がテキスト通りにされていたならば、今までOCGとTCGの間で処理が異なっていたことになる。
コメント
闇の護封剣の裁定変更は厳しかったろなぁ。
英語版だとしっかり処理が書かれていますが、フランス版だとまた違うのかな・・・?と思っちゃいました。
ギリギリのラインで押し切った形で、あわやターンを返してしまうような状況だったので、裁定を聞いたときは驚いたでしょうねぇ・・・。
初手を見た時に勝ったなと思っただけに負けは意外でしたね…
真の優勝者はマドルチェと言われるのも納得できた一戦でした
エクシーズユニバースのミスがかなり痛かった感じがしますね。
世界大会の注目の初戦で目を引いていたのもあって、マドルチェ戦は3戦目までかなり盛り上がっていました。
・・・この日の後々の試合でもチャットでマドルチェすごかったと言われてたりw
ちょくちょく世界大会にマドルチェいるよね。世界大会レギュレーションとマッチしてるのかな?
海外の動画でBacher選手へのインタビューがあって、それを見てみたんですけど、かなり青眼意識の構築になっていたので、それ関連からの使用かもしれません。
青眼がマドルチェに対抗しててレベル4を二体建てられた場合、ティアラミスが対象を取らないバウンスなので精霊竜→銀竜でも防ぎようがなく
結果青眼は月華を出してリソースを一定数削らざるを得ない・・・、というのが第一の狙いなのかな、と思っています。
あとは福音効果のすり抜けや相手が事故った時のワンショット等、一定の強みはあったのかな~・・・と。
もちろん、青眼のヴェーラーがぶっささる不安もありますが・・・(>_<)