日本発で9期に登場した種族カードの枚数、わずか2枚!海外発のドゴラン他を含めても8枚!種族揃って大寒波・・・!
ひじょ~に苦しい状況になっていた恐竜族が、ストラクRで強化され帰ってきます!
いや~、ミセラサウルスが収録された時に噂された通りの流れですね~。9期の最後の最後まで大寒波食らった状態じゃなくて良かったデス。
というわけで今週の考察では、恐竜ストラクRがどんな感じになるのか、俯瞰しつつ予想していきたいと思います。
まずはストラクの顔、究極伝導恐獣(アルティメットコンダクターティラノ)さんをご紹介しますm(_ _)m
究極伝導恐獣 考察
究極伝導恐獣
特殊召喚・効果モンスター
星10/光属性/恐竜族/攻3500/守3200
このカードは通常召喚できない。自分の墓地の恐竜族モンスター2体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。相手に1000ダメージを与え、その守備表示モンスターを墓地へ送る。
恐竜族についに9期パワー級のカードが降臨!
何やら色が禍々しさを増してますネ。
今回の《究極伝導恐獣》は約11年前に登場した《超伝導恐獣》のリメイク。といえども似通った効果は1000のバーンのみで、残りの効果は右側の究極恐獣の全体攻撃能力と似たようなものになっているようです。名前もこの二枚が合わさったようなものになってますね!
この2体、特に究極恐獣は登場時、通常召喚できるモンスター内では青眼の白龍以上の高打点を持つカードとして話題になったりもしたらしく。今現在でも恐竜族で最強の攻撃力を誇るモンスターの模様。
今でこそ打点3000以上は一般的になりましたが、昔だと珍しかったんですね~。
この辺りの感覚の違いは結構面白いかも・・・?
出しやすいSS条件に加え強力な効果を塔載・・・!
まずSSは墓地の恐竜族二体と軽く、気軽に使えそうな召喚条件になっています。
この「墓地をコスト除外してSS」のタイプといえば、3期辺りでギガンテスやフェンリルといったモンスターが登場してました。こういう召喚方法は最近だと逆に珍しく、この辺りも過去リスペクトなのかな?という印象が。
昔と全然パワフルさのレベルが異なりますが・・・・!
究極伝導恐獣 ①の効果
①は自分のモンスターor手札を一枚破壊して皆既日食効果を発動。
最近は押さえつけのモンスターが多いものの、この効果を発動できれば相手の行動を一気に削ぐことができそう。相手のターンのメインフェイズにも使えるのでちょっとしたフリーチェーンになっています。
皆既日食の書や闇の護封剣が評価されている現状を鑑みるに、この効果はかなり強烈そうですね~。もっとも、あのカード達はモンスターを出す前に押さえつけを解除したり、相手の動きを好きなタイミングで止めたりすることに用いられる為、どどーん!と敵の正面に出ちゃう究極伝導恐獣では少し発動をそのまま通すのも難しそうですが・・・!
究極伝導恐獣 ②・③の効果
②、③は全体攻撃+守備表示に対してダメステ開始時に墓地送り+1000ダメージ。
先ほどの①の効果を発動し、攻撃が通ればほぼ確実に相手モンスターすべてを墓地送りにできる上に、1体ごとに1000ダメージです!・・・って、めっちゃ強くないですかこれ!
元々打点3500を持ちつつもこの効果を持っているなら、攻撃が通ってしまう状況になれば相手のフィールド維持はかなり絶望的なことになりそう。一気に返していけますね・・・!
新規カード《プチラノドン》との相性も!
《プチラノドン》
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500
(1):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 デッキからレベル4以上の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
ストラクには破壊効果をサポートする《プチラノドン》も収録されるのですが、フィールド・手札を破壊して発動できる①の効果との相性は中々。
究極伝導恐獣の①の効果他、今回のストラクはデッキから破壊するという効果を持つカードが多々あるので、そちらとのコンボでよく用いることになりそうです・・・!
《ベビケラサウルス》
このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
このタイプの発動条件を持つモンスターは昔のパックでも登場していました。
プチラノドンはSSできるレベル上限が高い代わりに攻撃制限がありますが、こちらはSSがレベル4以下で、攻撃が制限されません。
しかしテキストはしっかりと進化を遂げていて、ベビケラサウルスは「時」、プチラノドンは「場合」になっています。この辺りには気を付けたいものの、ベビケラサウルスの活躍にも注目したいですね~。
今回のストラクRはベヒケラサウルスも収録されたストラクの復刻になるため、ノーパラあたりで再録される可能性は高いかも・・・?
10期の片鱗が見えている・・・?
何か究極伝導恐獣の効果を見ていると、10期も結構なパワーになるのかな?と思ったり。
というのも、このカード、墓地の恐竜族を2枚除外するというかなりの低コストでSSできる上に、②の効果がメインフェイズ限定とはいえフリーチェーンになっているのです。
つまり返し手としての一撃必殺具合はもちろん、出した後の次の相手ターンでも活躍できる超性能っぷり。
これまではこのレベルの返しと押さえつけは結構分担が決まっている印象が強かったのですが、今回は返しと押さえつけの両面をカバーした効果になっています。
(今だとオールインワンもある意味リスキーにもなるので、それも面白い所かな~と思います。)
恐竜族サポート不足を逆手にとって自由に強化している感じも。
しかし実際現状の恐竜族といえば、種族単位でみても墓地肥やしが得意なテーマというわけではなく。
前にミセラサウルスが登場した時の海外の反応であったコメントによると、ジュラックヴェローによる効果以外はそこまで・・・といった感じでした。性能から見ても十分強力なのには間違いがない究極伝導恐獣さんですが、先行制圧で出すことに関してはちょっと不向きなのかな、という印象が。
このあたり、もしかすると化石調査以外のサポートにほとんど恵まれていない性質を逆手にとって、その分強いカードを生んでいるのかな?という印象も。
とはいえ、化石調査は現状トップクラスのサーチ能力を誇りつつ3積みできるカードですし、元々ジュラビット(ラギアドルカ)という強い武器を持っている種族でもあるので、このあたりは動きや引きによるのでしょうか・・・?
ラギアドルカが一度成功すれば、次のターンの究極伝導恐獣の準備も整えられそうですね~。残念ながらラギアドルカ自体はドラゴン族ですが・・・orz
今回の恐竜ストラクはテーマ強化ではなく種族強化?
今回の究極伝導恐獣、次回ご紹介する《ロストワールド》、それからオヴィラプターと、テーマで縛られていないサーチや効果範囲がストラクで重視されているのも、今となっては面白い点かな、と思います。
どうも今回のストラクはテーマサポートというより種族サポートになりそうですが、もしこのデッキが環境入りしたら何と呼ばれるのかも気になっていたり。・・・【恐竜族】?
なんて懐かしい呼び方なんでしょう・・・!(遠い目)
それにしても今回の大型も恐ろしいですね・・・!
除外2枚というフットワークの軽さ、相手ターンでも妨害できるたくましさ、打点3500を持ちつつも必殺級の効果で全体アタックができる規格外の攻撃範囲等々、非常に恐竜チックな暴れん坊カードになっていると思います!
次回考察記事ではフィールドと罠をご紹介致します~m(_ _)m
コメント
ベビケラは「時」と言っても強制効果なのでタイミングは問題にならないはず
oh.調べてみるとライコウでも逃さないみたいですね。とするならより便利なカードになりそうです。
ご指摘ありがとうございます~m(_ _)m
残念気味だった超伝導恐獣のリメイクとなると微妙な感じになるのかな?と思っていると予想を良い意味で裏切ってくれました
確かに制圧された場では発動は厳しいですが、破壊ではなく裏側にするというのがとても魅力的ですね
自分で割ってリクルートというと最近の流行りですが、ベビケラサウルスを知っている身としてはうれしいリメイクのしかたです
それにしても究極伝導恐獣やオブィラプターのイラストおどろおどろすぎませんか…?(生存本能、生存競争の後の姿だからとか…?)
それにしても
あのままの効果でリメイクすると下手するとカタパルトタートルになっていたかもですね~・・・(- -;)
手数はかかるものの、最近のカード効果の豊富さに適応した良い効果になっていると思います。
過去カードが周りのサポートによってそのまま強くなるというのもストラクRの醍醐味としていい感じですねb
ミセラサウルスやこのカード達を見ていると、段々アンデッド・悪魔化しているような印象を受けますw
自然界はそれだけ過酷な環境なのでしょう・・・!
究極伝導恐獣の効果を見たとき「こう来たか!」と思いました。
超伝導恐獣の効果を見て「こいつ、どうやってリメイクする気だ?」と思って不安でした……が、まさか究極恐獣とジョグレスした姿になって出てて来ると予想外でした。
効果は相手のターンにも発動できるという効果ですべての効果がかみ合っているという……
昔だったら、こいつは融合モンスターになっていたでしょう。
プチラドンは究極伝導恐獣と相性が良く、今回紹介されていないカード以外では、メタルフォーゼと相性がいいと考えてます。
今までのRスト楽を考えるとあと1枚残っていてそれはモンスターだと思います。
たぶん、最上級モンスターで何かのリメイクと予想。
個人的は、テキストの不備で産廃の暗黒恐竜のリメイクを……
ジョグレスといわれるとめっちゃデジモン風に見えますw
昔だったら融合体でも「強すぎる」と言われて、専用デッキが組まれてそうですね・・・!
そして破壊の権化メタフフォーゼさんは・・・ホントに何にでも合っちゃいますね!
なるほど~。暗黒恐竜は恐竜っぽい型破りさが出てて面白そうですね・・・!魔法罠とかがあってもダメなんでしたっけ。今度は何かもうフィールド関係なくダイレクトしてきそう・・・。
個人的にはデーモンの召喚の攻撃力を塗り替えたフロストザウルスさんの再登場も期待したいですw
寒さには滅法強いぞ!
懐かしいー! 兄貴とよく決闘してた時期に持ってたデッキのRなので感慨深いです!ベビケラサウルスは何で戦闘破壊で発動しないんだ!と当時は思ってましたけど、今ならば近代遊戯王のアド稼ぎと合っているので活躍が見込めそうですね。ベビケラ良かったな・・・
やっぱり恐竜の大型は相手を踏み潰してく感じが最高っすね!
大進化薬も手札にかさばった大型をボスラッシュみたく出せて楽しかったなぁ。
一番のエースカードがハイパーハンマーヘッドと暗黒トリケラトプスだったので関連したカード出してくれないかなぁ||д・) ソォーッ… できれば、彼らが下位互換なんて言われてしまわれない程度にリスペクトしてもらえたら・・・
懐かしいですよね~!私もスペシャルセットを買ったりしてましたw 大型が出たときのパワフルさはドラゴン族以上でしたね~。
今回のストラクRは時期的に最も古いデッキのリメイクなので、それもあってよりなつかしさを感じるのかも・・・?
ベビケラサウルスは11年腰の大出世になりそうで楽しみです!(>_<) 暗黒トリケラトプスは当時ショッカーと並ぶ打点を持った貫通で結構強力でしたネ。 ハンマーヘッドも今見るとバウンスが強力なので、もしかしたら素でも活躍できるかもです・・・!
恐竜さんは進化したドン!
俺のエースとなるモンスターが合体したモンスターがパワフルの効果で相手モンスター全てをなぎ倒すザウルス!
……それにしても去年話題になった「シン・ゴジラ」に似ていると思うのは気のせいだドン?
CMの時はぜひとも俺を読んでほしいザウルス
剣山さんおめでとうございます!CMにも呼ばれますよ!・・・たぶんおそらく!
確かにシンゴジラのグロテスクさと結構印象似てるところがありますね~。
海外の遊戯王がKozmoで思いっきりはっちゃけたので、こちらも負けじとはっちゃけたのかも・・・?
今回のフィールド魔法の名前は映画のタイトルそのままになりましたねw
うさぎでラギア出して、次のターンに究極伝導恐獣出して効果でベビケラかプチラ割って効果使いベビケラ達の効果でディノインフィニティをリクルート…これぞ完璧な連携、パーフェクトハーモニーなのです(ディノインフィニティの攻撃力が2000から目をそむけながら)
カード一枚一枚で流れが見えるのはいい感じですよね~(.-_-.)
ミセラサウルスの効果もあるのを考えると、ディノインフィニティも最後の一撃として中々いい感じになりそうです!
ゴジラベースにエヴァを混ぜ混ぜしたようなフォルムですね〜。「生物」を超越したかのような出で立ちが、非常にカッコいい…!
相手を踏み潰して(裏側にして)蹂躙する効果も非常に恐竜らしくてグッドです。それとプチラノドンちゃんかわいい飼いたい…。
筋肉繊維が露出しちゃってる辺り尋常でない進化みたいなのを感じますね~。
効果も相まってかなり危ない生物という印象が・・・!
かわいいですよね(.-_-.)
ならば私はベビケラちゃんの方を頂きます・・・!