先日開かれた第４回ヒノキ杯ですが、優勝した方に聞き覚えがあると思ったら以前の「リレー式インタビュー記事」にてインフェルノイドのお話を伺った「らいす」(@hori3156)さんでした。
以前、お話を伺ったD.Sさんやスギッチさんも決勝トーナメントに進まれている中での優勝です！
さっそくお話を伺ってきました。
それでは、らいすさんよろしくお願いします。
第４回ヒノキ杯優勝「らいす」さん
『十二獣捕食不知火』を作るに至った経緯について
ー今回はインフェルノイドではないようですが、このデッキを作った経緯について聞かせてください。
前からインフェルノイドを使用していたのですが、「次元障壁」「灰流うらら」により「煉獄の虚夢」が強く使えず、別のデッキを考えていました。それでも「隣の芝刈り」と「妖精伝姫−シラユキ」は残したいと思い、【ライトロード十二獣召喚獣】などを経て、「捕食植物」の登場により今のデッキができあがりました。
ー初めて対戦した時に使っていた「魔導書」と「シャドール」を合わせた「魔ドール」を見たときから思っていましたが、発想が面白いですよね。何かコツなどはありますか？「
このカードを使いたい」→「相性良いのはないか？」→「更にそれらと組み合わせられるのは？」というの考えてます。純のデッキの単純化された動きもいいのですが、複合デッキの色々やれるところが好きなので（笑）
『十二獣捕食不知火』デッキ構築について
昨日のヒノキ杯で使った捕食十二不知火 pic.twitter.com/96p8Nmzeye
— らいす (@hori3156) 2017年2月11日
採用カードについて
ー採用カードについて聞かせてください。
【モンスター】
■十二獣
モルモラットによる展開からカグツチ（墓地肥やし）→アマテラスへと繋げます。
■シラユキ
不知火の影者を除外して展開、相手ターンに特殊召喚をして妨害、手札誘発を除外してアマテラスで回収などデッキの根幹となるモンスターです。
■捕食植物
オフリス・スコーピオでダーリング・コブラ特殊召喚し、ブリリアント・フュージョンサーチ→捕食植物２体でインヴォーカー→十二獣の展開
■暗黒のマンティコア
先攻展開の初動に増殖するGを打たれた際にループを使ってデッキデスを狙います。
■壊獣
除去の大半がモンスター効果によるものなので、モンスター効果耐性真竜剣皇マスターPの処理が困難なため採用しました。
【魔法】
■隣の芝刈り
60枚デッキにおける重要カード、平均15～20枚のカードが落とせるため豊富なリソースからの展開をします。
■妨げられし壊獣の眠り
十二獣等の展開を一掃するためのカード、墓地肥やしで落ちても壊獣サーチができます。
■封印の黄金櫃
宮司を除外して表カード破壊、陰者を除外して除外から不知火特殊召喚。アマテラスを使うことでデッキから星４以下のモンスターを擬似サーチ・特殊召喚します。
【サイドデッキ】
■浮幽さくら
対十二獣の後攻時に投入してドランシア等を除外、アンデッドの為ユニゾンビで墓地落とし→シラユキで除外→アマテラスで回収も可能
■DDクロウ
同様デッキのマンティコアループ、シラユキの妨害
【エクストラデッキについて】
■十二獣
ブルホーン２枚：マンティコアループに必要
ライカ：モルモラットを蘇生してユニゾンビやエンジェル・トランペッターとシンクロ可能
■ベエルゼ
ユニゾンビ＋αでシンクロ。戦闘効果破壊耐性があるので、マスターPに対する解答として非常に有効と思い採用。十二相手でもヴァイパーを使わないと突破が困難だと思います。
■ガトムズ
ローンファイアブロッサム＋モンスター１枚スタートで２ハンデスするルートに必要なカード
■旧神ヌトス
基本的にΩ＋アマテラスで特殊召喚し、Ωの効果でアマテラスをデッキに戻しヌトス＋星４×２体で再度アマテラスをX召喚することで、フリーチェーン除去（ヌトスの墓地効果）を備えたアマテラスを作ることができます。
デッキの弱点について
ーこのデッキの弱点について教えてください。
■除外、特殊召喚メタ：最近はあまり見ないですが、王宮の鉄壁、ロンギヌス、虚無空間などです。
■魔法メタ：デッキの1/3が魔法のため、勅命、魔封じの芳香に非常に弱いです。
■耐性付き高打点：特にマスターPはベエルゼ、壊獣を使わないと処理できません。
デッキの強みについて
ーこのデッキの強みについて聞かせてください。
ロンファスタートの展開が強く、最低でも盤面がドランシア＋アマテラス＋２ハンデス、墓地シラユキとなりプレッシャーを与えることができます。
星４＋ユニゾンビの組み合わせからもドランシア＋アマテラス＋Ω等豊富な展開があるのが強みです。
デッキの展開について
ーこのデッキの展開について教えてください。
ローンファイアブロッサム＋モンスターカード１枚から２枚ハンデス
星４＋ユニゾンビ（陰者）からΩ、アマテラス、ドランシア
ロンファコスト1からのガトムズハンデス確定ルート① pic.twitter.com/d4JH8md34h
— らいす (@hori3156) 2017年2月12日
ヒノキ杯の環境について
ーヒノキ杯の環境について聞かせてください。
１、純十二獣 ２、十二獣真竜 ３、その他見たこともないようなデッキ（いわゆる地雷デッキ）を予想していました。
３のデッキについては自分のデッキも含め、秋田という土地柄を考えると大いにあり得ました。予選から決勝を通して１度も１本目先攻を取ることができませんでしたが、メインに壊獣を投入していることで後攻から捲って勝つことが何度もありました。
スギッチさんとの決勝戦では、１本目で予想もしていなかったエネミーコントローラーを使われたのが衝撃で印象に残っています。
最後の一言
ー最後に一言お願いします。
３２人規模とはいえ初めて優勝できて嬉しいです。これからも面白いデッキを使っていきたいと思います。
フルハ：らいすさん、この度もお話を聞かさせ頂いてありがとうございます。そして、優勝おめでとうございます！
今後も面白いデッキを作り続けて下さい！
今後も不定期で気になった方のお話を伺っていきたいと思います。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)
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