【遊戯王 制限改訂】2018年4月 OCG おかえりなさい!ネフィリム様!

2018年4月からのOCGの制限改訂が発表されました~。

今回はかなり良い制限改訂がされた上に、サプライズもありましたね・・・!そう!我らがネフィリム様が帰ってこられたのです!・・・そう!我らがネフィリム様が帰ってこられたのです!(大事なことなので2回(ry

ネフィリム様が禁止になって早3年・・・制限改訂があるたびにずっと祈っててよかった・・・小フィリムの時からエルシャドールネフィリム(様)をちゃんとフルネームで書くようになってよかった・・・と、ネフィリム返しておじさんとしての活動を振り返りつつ、笑顔で成仏しつつ、今回の制限改訂を見ていこうと思います!いくます!(大成仏)

ちなみに今回の制限改訂リストはこんな感じです。

[toggle heading=”h5″ title=”2018年4月 OCG 制限改訂” ]

【新禁止カード】

  • BF-朧影のゴウフウ
  • フェニキシアン・クラスター・アマリリス

【新制限カード】

  • D-HERO ディスクガイ
  • 虹彩の魔術師
  • 覇王眷竜ダークヴルム
  • トーチ・ゴーレム
  • ローンファイア・ブロッサム
  • 捕食植物オフリス・スコーピオ
  • エルシャドール・ミドラーシュ
  • エルシャドール・ネフィリム
  • ルドラの魔導書
  • 召喚獣メルカバー

【新準制限カード】

  • 灰流うらら
  • 召喚師アレイスター
  • 神の宣告
  • 真竜の継承

【新無制限】

  • 同族感染ウィルス
  • 召喚僧サモンプリースト
  • グリモの魔導書
  • 輪廻天狗
  • 汎神の帝王
  • 貪欲な壺
  • モンスターゲート

[/toggle]

2018年4月 OCG 制限改訂 感想

BF-朧影のゴウフウ

このカードは・・・仕方ないですネ(断言)

リンク初期から色々と活用法があり、とりあえずなところでニンギルスやデコードを出せるところからスタートしましたが、ハリファイバーの登場で一気に爆発しました。個人的には、その後に出てきたサモンソーサレスも相当影響しているんじゃないかな、と思います。1枚でどれだけアドを取ったら気が済むのか・・・!

海外ではお先に禁止になっていましたが、これにて爆アドカードはOCG・TCG共に禁止に。どんなデッキにでもとりあえず入れれるようなド安定カードだっただけに、多くのデッキの枠が空きそうです。

とても強いカードでしたが、皆使っていたので誰も恨まない。しかしやはり、という感は否めないので、「あぁ、ついにか・・・」という風な悟りきった目線が集まっていると思われるカードであります。

フェニキシアン・クラスター・アマリリス

植物リンクのワンキルカードですね~。かわいいセラミンが出てきたと思ったら無限爆破で自ターンが始まる前にライフを削りきられるという・・・。危ないループだったので禁止になってしまいました。それにしてもファンキーな花でしたね。散々爆破された挙句牢屋行きって・・・。

新制限カード

虹彩の魔術師

魔術師からは虹色が制限に。このカードが制限になると色々なところで厳しそうですね。このカードから星霜や時空を引っ張ってくることも多く、魔術師の中でも能動的にアドバンテージを取る能力に長けてました。エレクトラムアストログラフの流れでこれを割られるととんでもないことに・・・。

しかし2枚減ったといっても、サーチ線がまだまだあるので、規制の影響が小さそうなのがまた恐ろしいところ。

覇王眷竜ダークヴルム

こちらも主に魔術師から。とはいえ、他ペンデュラムの影もチラチラ見えますが・・・。

霊廟から落とせてアドを取れる上に、動きの起点がデストルドーと被っていたこともかなり厄介だったと思います。まぁ、効果的にはとんでもなく強かったので規制も不思議ではないですね。一度はマスタールール4の施行で霞んでしまいましたが、流石の性能です。

トーチ・ゴーレム

むしろまだ制限なのか、とも言いたくなるご存知壊れカード。

とはいえ、制限になると流石に採用も難しくなるでしょうか。アカシックから始まり、このカード1枚でのエクストラの圧迫具合がハンパじゃないのです。

しかし一回起動に成功してしまえば、どんなデッキでもワンショットに繋げられる気がしてくるこの凶悪さはやはりまだまだ魅力です。まぁ、FWDが悪いところも多々ある・・・いや、80%ぐらいFWDが悪いんじゃないでしょうか・・・。やっぱりターン1付けた方がいいんじゃないでしょうか、FWD・・・。

ローンファイア・ブロッサム

植物族の代名詞(?) ロンファもついに制限に。というより、再びですね。約6年半ぶりの制限です。

植物は古今東西色々な回し方がありますが、ムーブのカード条件を書く時に、植物モンスター名前の後ろに(ロンファでもおk)とほぼ間違くなく書くとか書かないとか、ともかくこのカードはバルブでありスポーアでありダンディであります。

捕食植物オフリス・スコーピオ

こちらも植物リンク関連から。このカードの起動からセラミン+モンスターまで行けることが強烈でしたね。リンク前から色んなデッキに使われていましたが、相方であるコブラを素引きした時の腐りっぷりを考えると、採用も難しくなりそうです。

地味にマドルチェもまた厳しくなりました・・・。

エルシャドール・ネフィリム

ルドラの魔導書

前々回程にとばっちりでグリモが制限に放り込まれましたが、今回で無事犯人が捕まることに。面白いカードではありますし、魔導の希望の星だったのですが・・・。他の魔法使いにうまく使われてしまうというなんとも悲しい結末に。

ところで、アレイスターがストーリー上若干魔導に噛んでそうなのは、この関係も狙ってやったんでしょうか。

召喚獣メルカバー

賛否が分かれそうな1枚。ちなみに私は賛成派でございます・・・。

手札誘発をものの見事に避けるアレイスターから繰り出されるこのモンスター、ポンっと出てくる印象とは裏腹に、とても効果が重く、とてもしつこく・・・!1回出たら2体目もほぼ確定という流れが辛すぎました(T-T) そう!何にしろこのカード、出てくるととてもしんどいのです!きっとそういう理由です!(私念)

この代わりにアレイスターが帰ってきたので、いい感じの変更になったのではないでしょうか。今のアレイスターは暴走召喚師の方でワンキルも比較的容易になりましたからね~。

灰流うらら

どのデッキにも必ずといっていいほど3枚投入される現遊戯王最強汎用カード、ついに規制されました。このカードがプレイに与えていた影響はすこぶる高く、Gやサーチカードがまぁまぁの割を食う傍ら、アーティファクトやKozmo、ノイド(芝刈り)といったテーマ達がだだ崩れになったりも。

やはり抑える範囲が広すぎました・・よ・・ねぇ・・・。今はあまり遭遇しなくなっていますが、システムモンスターの抑止+うららを相手に持たれる展開は本当に辛いものがありました。

ちなみに、制限改訂後のうらら2枚で戦ってみたところ、うららの出没率はかなりの低下を見せていました。やはりサーチ線がほとんどないカードでは、1枚の差は大きいようです。

神の宣告

えぇ!?いいんですか!?

・・・いいんでしょうか?まだ通告を無制限にしたほうが良かった気が・・・。気が付けば神系は通告2枚、警告2枚、宣告2枚というなんとも恐ろしい状態に。神宣はどんな状況になっても強いと思いますが・・・どうなのでしょう。

真竜の継承

あの恐ろしきテーマのドロソ。う~ん、真竜デッキには嬉しい一方とはいえ、他方で苦しんでいる真竜皇にも一つ救いの手を差し伸べてほしいところですが・・・。ドラDは当分戻ってこれそうにないですし、なかなか難しそうですね(T-T)

緩和カード

輪廻天狗

忘れられし天狗さん、ようやく帰ってこれました。ただ、今となってはハリファイバーを出せるチューナーの方が重要度は高いですし、リンクもこの1年程でかなりの進歩をしたので、採用も結局ためらってしまうことになりそう。

昔はテングシンクロだったんですよね。テングリンク・・・うーん、階段状リンクといっても、もはやそれだけエクストラのリソースを食うのも怖いですし、遅い釈放な反面、ある意味バッチリなタイミングで緩和されたと思います。テングさんのキャラ立ち的に。HAHAHA。

今後の環境は?

どうなるでしょうね~。いやー、ホント最近の遊戯王の環境は面白いです。

以前のような「アレが強すぎる」とか、「今度は絶対にあのテーマが一強になる」とかもなく、かなりいいバランスでシーソーゲームが繰り広げられています。今回の改訂で規制された魔術師と植物は多少勢いを落とすかと思いますが、だからといって完全に消えるわけでもなさそうです。むしろ魔術師はまだまだいけるような感を出していますネ。


ともかく今はハリファイバーとエレクトラムが強い。どんなデッキでも、あの2種の内1枚が出ればアドが取れる状況です。その2種のいずれをも使える魔術師とセフィラが環境を取っていた、というのも、納得できる状態であったでしょう。


無限泡影とマルチフェイカーによってかなりの妨害能力を得たオルターガイストも健在ではありますが、もうここから下は団子状態になる気がします。青眼、ノイド、トリックスター、彼岸etc、もうどんなテーマが優勝してもおかしくない状態です。いや~、本当に面白い!

今までうららに割を食わされていたテーマ達の中には、ここで活路を見出すものもありそうです。ディアボロスの援護を受けたノイドもなかなか強そうですネ。


そんな中登場した閃刀姫、既にかなりの戦績を残していますが、あのテーマは恐ろしくアドを取る能力が高いので、エンゲージが規制されるまでは大会の常連になる感じが。

最近はディアボロスまで自らの追っかけにして、更に強化されました。しかもこのテーマ、純閃刀姫のみならず、エンゲージ・ピット・カガリと少しのカードだけで他テーマにも入れれる出張性能を持ってます。ハリファにつなげやすくなる上に手札が全然減らないんですよね。結局純が強い、というところも含め、多少十二獣に似たテーマとも言えるかもしれません。


後個人的に期待しているのが魔王ストラク陣なのですが、リリス軸のAFコントロールは大会では難しいんでしょうか。まだ実践投入していませんが、神智・戦線復帰でのデスサイズ連打はなかなか強力であるように思えました。

多少事故率が高いのと、キルテンポが遅いのがたまに傷ではありますが、あのストラクはともかく絵が素晴らしいので、是非とも大会でも活躍してほしいところです・・・!


ちなみにネフィリム様が復活したシャドール、個人的にはものすごく嬉しいのですが、環境的に見ると妥当な光属性の媒介先が見つかりません。

クラウン落として~っていうのが規制されてからの夢だったのですが、今となってはそのあとの展開もできず。シャドール的には強化されましたが、今の所ネフィ様の素材はうさぎ等に頼りつつ、恐竜と組むのがまだまだベストなんじゃないかな、と思っていたり。なんにせよネフィ様が復活されたのなら、純で組みたいですけどね・・・!


というわけで、今後も先の読めない遊戯王環境!今回の制限改訂もかな~り良い内容でしたね~。

今の状態だと自分の好きなデッキで勝ちを目指せるようになっていますし、大会の顔ぶれもかなりの幅になっているので、まだまだ盛り上がりは続きそうですな!楽しんでいきましょう!

【スポンサーリンク】



Youtubeチャンネル登録も 宜しくお願いします!

クロスオーバー・ブレイカーズ予約受付中

ホームに戻る

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. きょいちさんのファン より:

    まあコナミにしてはなかなかに妥当な感じのリストだと思います
    今回直接的に受けた被害は虹彩のみで、確かに安定性は微妙に落ちましたが、多少割るタイミングさえ気を付ければほぼ影響は無さそうです
    アークが出たことでオッドアイズ色を再び強くし、スカルデット+ナチュビ+ボルテックス+眷竜クリアウィングにつなげられる素材を揃えたハリファイバー+死毒と時空なんていう鬼畜盤面でやりたい放題できています笑
    気になっているのはGと同じく結局うららが無制限に戻るのか、フルパワーになった帝の復帰はどこまでいけるのかです
    ディスクガイと輪廻天狗は強いですが、サーチしまくりの現在でそこまで使われるかは疑問視しています
    今回で1番驚いたのは神宣の緩和ですね…2枚も使っていいんですか!?
    とはいえ神宣以外にも何でも無効が増えすぎてしまったこと、神系を使いすぎるとワンチャン頼みの特攻でライフを削りきられる可能性があることなどを考えるとうーん…って感じです
    ネフィリムの帰還おめでとうございます!
    返して言われ続けて永遠に帰ってこないと思っていたのでめちゃくちゃ意外でした
    とはいえ自分にはまだ仕事が残っています…そう…「ダンテ返して…」と言い続ける仕事が…

    • きょいち(管理人) より:

      うおぉ・・・なんという恐ろしい盤面w
      大会の結果を見ていても、やはり魔術師はまだまだいけそうですね~。

      個人的に、うららはこのまま準制限→制限という道をたどるんじゃないかな~と思ってます。
      最近のコナミのカードのリリースを見ていると、意図的だと感じるレベルでシステムと誘発が弱体化していってます。
      去年夏ごろのあの地獄のシステム+誘発から、パックや制限改訂で、ここまでのところコナミはかなりうまいこと環境を平らにしてきたんじゃないかな~と。
      帝はどうでしょうね~・・・。強いんですけど、今のカードプールでは対策されると厳しそうです(T-T)

      神宣2枚は、何か妥当とも思いつつも、「やっぱり神系だしなぁ」と思ってしまいますw
      あのカード、結局試合が進んでしまえばどこで打っても一定の強さが保証されてる上
      他の神系と違って、使えなくなることがないんですよね。ただ、これまでの罠の弱さを考えると、この改訂はいい冒険かもしれません。

      ありがとうございます!
      私も帰ってこないと思ってて、正直かなりビックリしましたw
      ダンテはもう1枚ぐらい戻ってきてほしいですね・・・!帝は許されたのに・・・ダンテは許されない・・・。

  2. よぅか より:

    2タイプある魔術師をそれぞれ規制してきましたね。1枚をよく見ますがヴルムの規制はセフィラも少し噛んでますね。実際、墓地から蘇生サーチスケール0確保は強いので妥当ですね…。

    アマリリスは試合序盤から終盤まで、どこでもボムな存在なので1ターンエラッタかコストを増やすかとかしないと生き残れませんでしたね…。

    ネフィリム緩和・ルドラ規制(グリモ緩和)・メルカバー規制(アレイスター緩和)も絡み合ってる気がしますネ。実際、シャドール融合体が場から消えれば魔法罠のコストが、ルドラでアド稼ぎ、ネフィリム緩和で光採用圏内と相性はいいですよね。ミドラーシュが消えましたが、おとなしくしていれば緩和傾向になるでしょう…。

    魔術師はメタ枠確保(orオッドアイズ軸への切り替え)、植物は安定性が落ちましたが、EXリンク方面へ、セフィラはほぼそのままと転換していきそうですね。
    改定前から結果を残しつつある閃刀姫、ノイド、剛鬼、オルターガイスト、ABC。改定後に現れる天狗リンク、0帝、メタ真竜。地力はあるトリックスター、彼岸、青眼と握れる候補はたくさんありますね…。ダンテはベアトリーチェに繋がり、彼岸ではベアトリーチェが核となりうるので、緩和できない感がありますね…。ダンテ返して!

    • きょいち(管理人) より:

      ヴルムは登場時から強いとは言われていましたが、段々周りの展開力が低下してくる中、エレクトラムも得て厄介なことになってましたね~。
      セフィラは「とりあえずハリファイバー出してから考えよう」みたいなところあるので、デストルドーとのかみ合いも影響したと思います。
      アマリリスは仕方ないですねw しかしあれが実戦級になるとはリンクは恐ろしい・・・。

      シャドール召喚獣辺りはバランス取れていると思います。アレイスターは今後暴走召喚師によるワンショットがメインになりそうですな。
      ほんと色々なテーマが出てきて、面白い環境だと思いますw ノイドがリリースで効果発動できるのをすっかり忘れてましたが
      あれとシャドウディストピアの兼ね合いもすさまじく・・・!今は何が優勝してもおかしくない状況になれていると思います!
      ダンテ返して!