《獣王アルファ》
特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/獣族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスターの攻撃力の合計が、自分フィールドのモンスターの攻撃力の合計より高い場合に特殊召喚できる。このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。その後、手札に戻した数だけ相手フィールドの表側表示モンスターを選んで持ち主の手札に戻す。この効果の発動後、ターン終了時まで自分の「獣王アルファ」は直接攻撃できない。
《獣王アルファ》 海外の反応
(参考・意訳:https://www.pojo.biz/board/showthread.php?t=1312980)
《獣王アルファ》 プチ考察
非常に性能が高いカードですね~。条件や除去能力、体の大きさを見ても、活躍できないということはなさそう。特にバウンスした後に手札に戻る点が強く、適切に使っていけるならばこの1枚だけで相手のリソースを大幅に削げることにもなり得ます。
比較対象として頭に浮かぶのはパンクラなんですが、うーん、やっぱりちょっと役割が違う感じはします。パンクラが「後攻を取った際にほとんど確定で1アド(か1妨害)を与えてくれるカード」であるのに対して、このカードは単純にモンスターに強い札という印象が。自分のターンでより強い動きができる代わりに、小回りが利きにくいんですよね。なのでターンが長引くデッキだとか、そもそもの動きとして相手に盤上を取らせるデッキ(機界騎士とか)ならばガッチリとハマるんですが、それ以外だと浮いてしまう可能性はありそうです。
何にせよ再利用ができる強効果なので全く使われないということもないし、状況によれば環境最強の返し札にもなり得そうです。サイド選択に関してはニッチか、汎用性か、というのは難しいところで、今の状況だと汎用性の方に分がありそうな感じががが。最近の遊戯王って相手へのメタというより「先行・後攻」の要素がかなり大きくなっていると思います。