【遊戯王 テーマ解説 考察】 DDの回し方がややこしかったのでまとめてみた。

ダルク

遊戯王プレイヤー憧れのブルジョアデッキ、DDがストラクで発売され、その大盤振る舞いっぷりから、誰でも気楽にDDを楽しめるようになれました。

私もその内の一人なのですが、いざDDを回してみると・・・ややこしい!

恐らく私と同じように「このデッキややこしい!」と思っている方がいらっしゃると思うので、私が理解した範囲でのDDの基本的な回し方(融合軸)をご紹介しようと思います。・・・僭越ながらorz

・・・私もまだDD初心者の為、もし「間違えてるよ!」とか、「こうしたほうがいいよ!」等がありましたら、是非コメントお願いします(>_<)

DD デッキ 回し方

もくじ

サイフリート

いつもどおり1ページ目は基本の軸となるカードの紹介、2ページ目は回し方、オススメカードです。

最低限のカードをご紹介するので、ストラクにわさわさ入っているDD関連のカードは・・・上手い方にお聞きくださいな!

基本

【序盤】ケプラー→地獄門→サーチ

【序盤~終盤】スワラルネクロ→融合召喚(ダルク)

【中盤~終盤】アビスラグナロク・テムジン→墓地DDD SS

これらを意識しつつプレイすると、とりあえずの動線のイメージが楽になると思います。

【序盤】

DD魔導賢者ケプラー

ケプラー

ペンデュラム・効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0 【Pスケール:青10/赤10】

(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。 この効果は無効化されない。 (2):自分スタンバイフェイズに発動する。 このカードのPスケールを2つ下げる(最小1まで)。 その後、このカードのPスケール以上のレベルを持つ、 「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

【モンスター効果】 「DD魔導賢者ケプラー」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●このカード以外の自分フィールドの「DD」カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻す。 ●デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。

サーチの為のサーチ。基本的には地獄門をサーチし、毎ターンDDモンスターをデッキから手札に加えていきます。耐性が全くないのが欠点で、攻撃表示で出すなら壁にもならない為、大ダメージを食らう可能性があります。

地獄門の契約書

地獄門の契約書

永続魔法

「地獄門の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分メインフェイズに発動できる。 デッキから「DD」モンスター1体を手札に加える。

(2):自分スタンバイフェイズに発動する。 自分は1000ダメージを受ける。

DDの代表的なカード。このカードで毎ターンアドを獲得していきます。スタンバイフェイズに強制的に1000ダメージを食らいますが、DDには多数のインチキ契約不履行効果が存在します。不履行代表は後述のダルクで、契約書のダメージを回復に変換できます。

魔神王の契約書

魔神王の契約書

永続魔法

「魔神王の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分メインフェイズに発動できる。 自分の手札・フィールドから、 悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。 「DD」融合モンスターを融合召喚する場合、 自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。

(2):自分スタンバイフェイズに発動する。 自分は1000ダメージを受ける。

「融合」を毎ターン打てるようになるカードです。恐らく初手に地獄門があり、ケプラーを引いたときに、魔神をサーチ、地獄門でスワラル or ネクロをサーチし、融合展開を行って行くのがメインの使用方法です。後一押し欲しいときの融合にも活躍します。

墓地除外融合の効果は忘れがちになるので、お忘れなく・・・(経験談)

【序盤~終盤】

DDスワラル・スライム

スワラルスライム

星2/闇属性/悪魔族/攻 200/守 200

「DDスワラル・スライム」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが手札に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。 「DDD」融合モンスターカードによって決められた、 このカードを含む融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 手札から「DD」モンスター1体を特殊召喚する。

DDネクロ・スライム

ネクロスライム

星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 300

「DDネクロ・スライム」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。 「DDD」融合モンスターカードによって決められた、 このカードを含む融合素材モンスターを自分の墓地から除外し、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

DDの基本。といいつつ、登場がDOCSなので、その前までのDDはどんな風に動いていたんだろうと思ったり(- -;)

P召喚・シンクロ・エクシーズ等々、多数の召喚方法を用いるDDですが、現在基本軸となっているのは融合です。スワラルは手札、ネクロは墓地を利用して融合召喚できます。尚スワラルの(2)の効果もDDにとってかなり重要な意味があるため、要チェックです。(後述)

DDラミア

DDラミア

チューナー・効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/攻 100/守1900

「DDラミア」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、 手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から「DDラミア」以外の 「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を墓地へ送って発動できる。 このカードを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚されたこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

ストラク新規。手札では腐るネクロを落したり、サイフリート等を特殊召喚したり、後述のテムジンの効果を発動したりとかなり使用方法に幅があります。この一枚のみだと何にもなりませんが、他のカードと組み合わせることによって凄まじいパッワーが出せるカードです。

DDD神託王ダルク

ダルク

融合・効果モンスター

星7/闇属性/悪魔族/攻2800/守2000 「DD」モンスター×2

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分にダメージを与える効果は、自分のLPを回復する効果になる。

DDの融合のベースとなるモンスターです。基本的にはこのモンスターで門の効果を踏み倒します。ダメージを与える効果全般に効果が及ぶので、破壊輪等も回復に変換できます。

【中盤~終盤】

DDD壊薙王アビス・ラグナロク

アビスラグナロク

ペンデュラム・効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻2200/守3000 【Pスケール:青5/赤5】

「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分が「DD」モンスターを特殊召喚した場合、 自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚し、自分は1000ダメージを受ける。 このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。

【モンスター効果】 「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、 自分の墓地の「DDD」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。

(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「DD」モンスター1体をリリースし、 相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを除外する。

ケプラー・地獄門・スワラルネクロがDDの下準備なら、アビスラグナロクはDDの展開軸です。

レベルは8ですが、基本的にはスワラルの墓地効果でSSを狙っていくことになります。SS後、(1)の効果でDDDを蘇生、(2)の効果でDDをリリースし相手モンスターを除外できます。勿論地獄門対応。(1)の効果はDDDしか蘇生できないのでご注意くださいまし。

P効果も地味に使える場面があるかもしれません。

DDD烈火王テムジン

テムジン

融合・効果モンスター

星6/炎属性/悪魔族/攻2000/守1500 「DD」モンスター×2

「DDD烈火王テムジン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、 自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、 自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。

(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、 自分の墓地の「契約書」カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。

DDの理不尽な大型大量展開の要です。墓地にDDDが2体溜まればチャンス(危険信号)。

墓地のネクロスライムの効果でテムジンをSSしつつ、スワラルの効果でアビスラグナロクをSSすることで、アビスの効果SS→テムジンの効果SSにて二体のDDDモンスターを墓地から特殊召喚できます。こちらは一応DDも蘇生可能です。

(2)の効果は結構忘れやすかったので、お忘れなく・・・。私がドジなだけかもですけどorz

DDD剋竜王ベオウルフ

ベオウルフ

融合・効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2500 「DDD」モンスター+「DD」モンスター

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分の「DD」モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。

(2):自分スタンバイフェイズに発動できる。 お互いの魔法&罠ゾーンのカードを全て破壊する。

ストラク新規。融合素材にDDDモンスターを用いる為、少し出しにくいですが、このカードがフィールドにあれば守備モンスターの上からプレイヤーにダメージを与えることができます。

このカードの登場によって(?)、DDのOTK(ワンターンキル)能力は跳ね上がったと予想。

地味に(2)も厄介な効果です。

DDD呪血王サイフリート

サイフリート

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2200 チューナー+チューナー以外の「DD」モンスター1体以上

「DDD呪血王サイフリート」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードの効果は次のスタンバイフェイズまで無効化される。 この効果は相手ターンでも発動できる。

(2):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。 自分は自分フィールドの「契約書」カードの数×1000LP回復する。

ストラク新規。スペルスピード2の無効効果により、レッドデーモンアビスと同様、普通に打たれた魔法や罠も無効化することができます。

相手のターンでは相手の魔法罠を無効化を狙いつつ、何もなければ相手のエンドフェイズに自分の契約書類に(1)を打って無効化、踏み倒すことができます。

こちらのターンで(1)を主に用いるのは虚無空間・魔封じの芳香等のフラッドゲート類のカードに対してです。これらに(1)を打つことにより、虚無や魔封じの効果を無視し、SSやセットが可能となります。

尚、自分のフィールド上のカードが破壊されそうな時に、虚無空間を対象に効果を使用することによって、虚無の自壊効果を防ぐこともできます。

(*フラッドゲート:スキドレ・虚無等のプレイングを規制するカード類。海外で用いられていて、語呂が良いため輸入)

次のページで回し方と相性の良いカードをば。

コメント

  1. 虚無男 より:

    DDを昔から使い続けている者ですがネクスラスワスラが無かった頃は魔神王を駆使したりペンデュラムでカイゼル1killでした。

    • きょいち より:

      なるほど~。カイゼルの効果凄まじいですね・・・。門が2枚あれば8400とは!

  2. 二ギハヤミコハクヌシ より:

    お疲れさまです!
    とても分かりやすいまとめでDDの動きを再確認できました
    ラミアが来てくれたおかげでラミアケプラースワラルがあるだけでデルタアクセルシンクロ
    できるようになったのでジャンド使いの友達相手にハルバートキャノン出してごっこができるぜ!

    • きょいち より:

      ありでっす!(>_<) ラミアケプラースワラルでハルバートですと!? 是非とも回し方を教えて欲しいです!

  3. まっつ より:

    最近はタイタニックギャラクシーの登場やメテオバーストが容易く出しやすくなったりと展開にも制圧にもかなり力がつきましたねー。ストラク以降のDDDはエクストラの構築がかなり変わったので回しててとても楽しいテーマです。

    • きょいち より:

      レベル調整が比較的楽なのでカード選びが捗りますな! ランク8押しはブルーアイズも相まって楽しみにしてますw

  4. マスターオブ より:

    ペンデュラム・ドミネーションなのにP召喚については一切記載されないテーマである

    • きょいち より:

      確かに・・・。き・・・きっとペンデュラムをドミネート(支配)した融合デッキということなのですよ・・・(- -;)

  5. 名無しの決闘者 より:

    これは分かりやすい! DDはファンデッキとして作っております!!
    やっぱCEOは三枚ガン積みですよね。もちろんテーマやガチで組むと
    全然入らないけれど。実は2回だけですが、CEOが3体でました。
    一度目は墓地に2体落としてアビスで釣り上げ、手札からペンデュラムで。
    2度目は手札から偶然ペンデュラム召喚で出せました。DDは罠が少ないので、
    相手がRRやBFなど、罠を多用するデッキだと厳しいですね。

    • きょいち より:

      ありでっす!
      CEO三体!出されたら絶望しそうですw
      確かにバック破壊が薄いのは少し不安ですね~。ツインツイスターからのスワラルネクロラミア捨てが理想でしょうか。
      それにしても、CEOや会長や・・・面白い名前ですよねw

  6. DD より:

    ケプラーを棒立ちさせない為にもバフォメットやシーザー入れるといいですよ
    シーザーも契約書をサーチできますしね

    • 名無しの決闘者 より:

      ケプラーですが、ラミアやネクロ・スライムと一緒に出して森羅の姫芽宮を出すのもアリですね
      ラミアやネクロ・スライムを墓地に送れるし、魔法や罠を引けば手札が増えるので便利ですよ

      • きょいち より:

        ありです!姫宮は最近レベル1を多用するデッキに結構積まれてますね~。
        DDだと墓地に落としたいモンスターも多いですし、ラミアが再利用できるのはありがたい!

  7. きょいち より:

    バフォメットはナイト・ハウリングとの相性もいい感じで、試してみたいカードです(>_<) ケプラーSSかな、と思って色々調べてみたのですが、そういえばケプラーはスワラル効果やテムジン効果でSSする方法もありましたね・・・。何か新しい視点を得た感じが・・・!

  8. 二ギハヤミコハクヌシ より:

    ハルバート(クエーサー、シフル)をスワラル、ケプラー、ラミアでだす方法は
    まずスワラルとラミアでテムジン出して墓地のスワラル除外してケプラーss効果で地獄門サーチ
    地獄門でもう一体のスワラルをサーチしてテムジン効果で墓地のラミア釣り上げてテムジンとラミアでアレクサンダー出して手札からスワラルnsアレク効果でラミア釣り上げラミアとスワラルでクラウソラス出して場の地獄門か手札のDDor契約書捨ててラミアssラミアとケプラーでフォーミュラをシンクロ召喚
    これでアレク+クラウソラス+フォーミュラで7+3+2→デルタアクセルシンクロオオオオオですw

    • きょいち より:

      な・・・なるほど!
      凄い回し方です!スワラルもラミアも効果に夢がありますね!
      手札三枚からアクセルシンクロは凄い・・・。フォーミュラー・アレクは自然にデッキにいれれるので、エクストラの追加が2枚というのも有難いです!
      教えて頂きありがとうございます!(>_<)

  9. カトブレパスと運命のななしさん より:

    DDは使ってると、ワンキルばかりになって飽きるのが早いかな~・・・テムジンからカエサル・ラグナロク3体並んだりするし・・融合軸が一番強い気がする・・・

    • きょいち より:

      まだまだ使いこなせていない自分としては、「ポテンシャル凄いな~」って感じています。
      結局大型連打には変わりありませんが、プレイングが難しかったり、幅が広かったり(>_<) スワラロネクロは凄い性能ですねぇ~。 飽きたら違う型にするのもありかもしれませんよ!

  10. カトブレパスと運命のななしさん より:

    これから熟読させていただきますが、本当にありがたい記事です。タイトル通り、ややこしくて食わず嫌いしてたカテゴリですから…

    • きょいち より:

      そういって頂けると嬉しい限りです(T-T)

      この記事でご紹介しているのは融合軸、主にスワラロネクロからの展開ですが、他にもラミアを細かく使ったりラグナロクをPセットしたりで色々動けたり、アレクサンダーやニュートン・コペルニクス、ナイトハウリング・バフォメット等の効果で動いたりもできます。

      使えば使うほど新しい発見があるデッキだと思うので、是非楽しんでくださいな!(>_<)

  11. カトブレパスと運命のななしさん より:

    残念ながら、ケプラーではラミア効果使えないんですよね….墓地に行かないんで

    • きょいち より:

      おうふ!ケプラー棒立ち対策のところですか、うっかりしてました(T-T)

      ご指摘ありがとうございます~m(_ _)m

  12. カトブレパスと運命のななしさん より:

    後7シンクロもテムジン経由でだしやすいので、クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンもいいですよ。

    • きょいち より:


      今までコメント返せずにすいません!(見落としていましたorz)

      クリスタルもよさそうですね!ありがとうございます(>_<) そういえば最近DDはSR(ベイゴマ・ダイス)と組んでるという噂が・・・。 DD「も」というべきでしょうか。