【遊戯王 カード考察】「強制脱出装置の強さ」と「アドバンテージの考え方」

先日、ADSで試合をしていて気になったことがあったので

今回は、それについて考えてみました。

強制脱出装置の強さについて

まず、気になったのは「強制脱出装置」を打たれた時に

「あれ?強制脱出装置ってこんな感じだったかな?」という疑問が浮かんだことです。

以前だったら、エクストラのモンスターに強制脱出装置を打たれるとアド差がついていないと、その時点でテンポを取られてしまうのですが、その時は違いました。

僕が使っているセイクリッドというエクシーズテーマは、基本的に2枚のカードを使って1体のエクシーズモンスターを立てるので、通常であればそのモンスターに強制脱出装置を打たれると1枚のアドバンテージを相手に取られてしまいます。

今回、強制脱出装置(以下:強脱)を打たれたのは、エクシーズではなく、シンクロモンスターのクリアウィングでした。

2体のモンスターを使って1体のクリアウィングを立てて、そのクリアウィングに強制脱出装置を打たれた時に、先ほどの「あれ?」という疑問が浮かぶに至りました。

その時の状況は、お互いカードを何枚か消費した状態で、相手のターンにAFモラルタで、相手のモンスターを1体減らして、自分のターンに最近入れて回している緊急テレポートで幽鬼うさぎをSSして2体でシンクロして、クリアウィングを出してバトルフェイズに強脱を打たれたという状態です。

相手のカードをモラルタで1枚減らして、この時点で相手はアドー1、そして、自分のターンに緊急テレポートで呼んだ幽鬼うさぎをとモラルタを消費して1体のモンスターをエクストラからSS、この時点で自分と相手のアドのプラスマイナスは同じになります。その同じ状態で1枚のカード(クリアウィング)の対して1枚のカード(強脱)で対処しているので、ここでもプラスマイナスはゼロです。

僕がいつもとの違和感を感じたのはここでした。

最近は強脱を打たれる場面が少なくなったので、モラルタではなくデスサイズで相手のエクストラからのSSをそのターン出来なくしてから、デスサイズと他のモンスターで殴るということが多かったです。こちらの1枚のカードで相手のカードを1枚消費させて、尚且つこちらのカードが1枚場に残り、アドが生まれるという感覚が久しく感じてしまうほどに。

普段はポルクスとカウストなどで、召喚権を使ってエクストラのモンスターを立てていたのに対して、今回のケースは召喚権を残した状態で強脱を打たれているので、メイン2には召喚権を使ってエクストラのモンスターを出せていたというのも、違和感を感じた理由の一つだと思いました。

今回のこの違和感から、他に繋がっていくことがあるかもしれないと思い、以前マインドマップでデッキ作る記事で使ったフレームワークを使って今回のケースいついて考えてみました。

環境デッキと環境外のデッキではポテンシャルに差があるため、効果のありなしを手数ということで大枠で括っています。

また、これにライフの管理なども入って来るので、実際にこの通りにならないことも勿論あると思いますので、あくまでこういう場面もあるということでお考え下さい。

最近自分の中でモラルタの評価が下がっていたのですが、こういった場面に遭遇して、またデッキを作成する上でカード同士を繋げていけられれば良いなあと思った一件なのでした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。