《禁じられた一滴》
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。
《禁じられた一滴》 海外の反応
(参考・意訳:https://www.pojo.biz/board/showthread.php?t=1311617)
《禁じられた一滴》 プチ考察
コストが高い代わりに効果の通りは良いカード。2体以上を止めるのも勿論のこと、1枚でシステムモンスターを無効化できる可能性があるのはありがたいですね~。とはいえ聖杯含め、普通に1体止めるだけなら相手の無効効果にチェーンすればいいので、状況が限られそうですががが。
基本2:1交換故に完全な汎用カードとまではいかなさそうですが、効果を使い終わった後に場に残るカード(テンキ等)、墓地に落とすことでアドバンテージを得られるカード(ヒステリックサイン等)など、有効活用できる組み合わせ含め、緊急時でも手札を捨てることで対応できる為、意外と活用できる状況は多そう。ただ、基本的にリソースに余裕を持たせる必要もあるので、「案外使えない」状況もありそうです・・・(- -;)
サイドラインフィニティやドラグーン等は効果を無効にした後でも打点が高く、そのせいで処理できないことも多々あるので、攻撃力を半減するおまけも結構大きいかと思います。このオマケのお陰でダメステ発動も可能なのもおいしいですね。
最近のゲームだとヴェーラーも見るようになっている為、自身のモンスターをこれでリリースして効果を通しつつ、相手のモンスターの動きを止める、といった使い方もそこそこ再現率が高いのではないでしょうか。
効果自体はかな~り汎用性が高いものの、これを扱えるデッキは限られている、この微妙なバランス故に使いこなすには試行錯誤が必要そうです。
(こういうカードを見ると昔あった「やりくりターボ」を思い出します。)